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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科48巻6号

2013年06月発行

文献概要

書評

『臨床研究の道標―7つのステップで学ぶ研究デザイン』 フリーアクセス

著者: 菊地臣一1

所属機関: 1福島県立医科大学

ページ範囲:P.620 - P.620

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 今は,EBM(evidence-based medicine)が臨床研究を実施する際の前提になっている.しかし,少し前までは,そんな認識は誰も持っていなかった.それだけでない.臨床家は,偏見を持ってEBMをみており,敵視さえしていた.今からみれば昔日の観がある.

 もちろん,医療がすべてscienceから成り立っているかと言えば,そうではない.EBMが明らかにしたのは,皮肉にもNBM(narrative-based medicine)の重要性である.医療は科学だけで成立し得るのか,という問いを投げ掛けられているのが現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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