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論述
整形外科疾患患者に対する回復期リハビリテーション病棟の有用性の検討
著者: 坂野友啓1 大石強1 鈴木大介1 山本和史1 後迫宏紀1 水上泰延2 入澤寛3 美津島隆3
所属機関: 1JA静岡厚生連遠州病院整形外科 2JA静岡厚生連遠州病院外科 3浜松医科大学リハビリテーション科
ページ範囲:P.863 - P.867
文献購入ページに移動方法と対象:2011年1月からの2年間において急性期病棟から回復期病棟を経て入院加療した整形外科疾患患者のべ273例(女性207例,男性66例)とした.
結果:在宅復帰率は81.9%,入院中の合併症は26例(9.5%)にみられたが死亡例はなかった.施設・病院への退院は自宅と比べ有意に歩行能力が低かった.
まとめ:急性期病院に回復期病棟を併設するメリットとしては,スムーズな患者情報伝達,合併症に対する他科と連携した迅速な対応が挙げられた.
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