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臨床経験
腰部脊柱管狭窄症における神経根ブロックの意義
著者: 蓑田正也1 良川昌鳳1 岡本剛治1 真鍋道彦1 赤羽志保1 謝典穎1
所属機関: 1神戸百年記念病院整形外科
ページ範囲:P.925 - P.928
文献購入ページに移動対象と方法:LSCSに対し神経根ブロックを施行した81例について,ブロックの効果持続期間,最終的な治療方法などについて調査した.
結果:神経根ブロックの効果が5日以上持続した53例のうち,48例(90.6%)は手術加療を回避することができたが,効果が4日以内であった28例では,12例(42%が手術加療を要した.
まとめ:LSCSにおいて,神経根ブロックの効果持続期間は治療の予後予測に有用である.
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