icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科49巻10号

2014年10月発行

文献概要

連載 整形外科最前線 あなたならどうする?・30

整形外科最前線 あなたならどうする?

著者: 朝熊英也1 川上亮一2

所属機関: 1大原綜合病院整形外科 2福島県立医科大学医学部整形外科学講座

ページ範囲:P.895 - P.899

文献購入ページに移動
症例

症例:61歳,男性,新聞店勤務

主訴:左下腿術後創離開

現病歴:新聞配達のためバイク走行中,凍結路面で転倒し受傷した.前医に救急搬送された.頭部外傷なし.他部位損傷なし.下腿以下シーネ固定され,受傷後第4病日,手術加療目的に当院へ転院した.腫脹軽減,水泡形成部の上皮化を待って第14病日,観血的骨折手術を施行した.術後一部閉創不可のためshoelace sutureを行った.1週間後にいったん閉創したが,徐々に創縁が壊死し,創部離開した.

参考文献

1) Giannoudis PV, Faour O, Goff T, et al:Masquelet technique for the treatment of bone defect:Tips-tricks and future directions. Injury 42:591-598, 2011
2) Masquelet AC, Fitoussi F, Bégué T, et al:Reconstruction of long bones induced membrane and spongy autograft. Ann Chir Plast Esthet 45:346-353, 2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら