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初期の体幹ギプス固定は骨粗鬆症性脊椎圧迫骨折の椎体圧潰の進行予防に有用か?―コルセット治療との比較
著者: 井上太郎1 吉原永武2
所属機関: 1中部労災病院整形外科 2豊橋市民病院脊椎外科
ページ範囲:P.291 - P.294
文献購入ページに移動対象:65歳以上の胸腰椎移行部圧迫骨折の患者52名を対象とした.治療は,ギプス固定群36例とコルセット固定群16例に分け,圧潰率を測定し,経時的椎体圧潰進行度を比較した.
結果:両群において,椎体圧潰進行度は有意差を認めなかった.
結論:ギプス固定は,コルセット固定と比較して有用とは言えなかった.
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