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誌上シンポジウム 骨粗鬆症に対する治療戦略
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著者: 宗圓聰1
所属機関: 1近畿大学医学部奈良病院整形外科・リウマチ科
ページ範囲:P.762 - P.762
文献購入ページに移動わが国の「原発性骨粗鬆症の診断基準」は2013年に2012年度改訂版が発行され,同時に診断に際して重要な椎体骨折評価基準も改訂されたが,診断基準の改訂内容は,既にわが国の「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」2011年改訂版の薬物治療開始基準に盛り込まれていた.これら診断基準と薬物治療開始基準について,まず紹介していただいた.次いで,骨粗鬆症治療薬が次々と登場し選択肢が増えたが,原発性骨粗鬆症に対する使い分け,逐次,併用療法,さらには治療効果判定について概説していただいた.最近,骨折の連鎖を断つための種々の運動が世界中で展開されているが,わが国でも日本骨粗鬆症学会が主導し,骨粗鬆症リエゾンサービスがスタートしつつある.そこで,これら国内外の活動について紹介していただいた.
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