icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科5巻10号

1970年10月発行

文献概要

学会印象記

第1回バイオメカニズム・シンポジウムをふりかえって

著者: 山内裕雄1

所属機関: 1順天堂大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.790 - P.792

文献購入ページに移動
まえがき
 Waseda Handでつとに有名な,早稲田大学理工学部加藤一郎教授が中心となつて過去2年来「人工の手研究会」が持たれ,すでに15回の研究発表会が行なわれて来たが,今回,この会が主催で,第1回バイオメカニズム・シンポジウムが45年8月29・30・31の3日間にわたつて,伊豆半島は下田のさき,弓が浜に面する南伊豆国民休暇村にて開催された.
 計測自動制御学会・視聴覚情報研究会・日本ME学会・日本自動制御協会・日本人間工学会・日本リハビリテーション医学会が協賛しているということでも想像つくであろうが,まことに幅の広い会であり,約150名の参会者のほぼ2/3がEngineering側,1/3がMedical側で26演題もほぼ同じような割合で両者からのものであつたが,MとEとの協同研究が漸く盛んになりつつあるので,演題も明確にはMのもの,Eのものとは区別がつき難いものが多く,それ故にこそ,この様な会が持たれたことの大きな意義があるものと思われた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら