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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科5巻11号

1970年11月発行

手術手技

踵骨骨折の手術的療法

著者: 桜井修1 稲松登2

所属機関: 1北兵庫整形外科センター 2兵庫県立加古川病院整形外科

ページ範囲:P.857 - P.864

文献概要

 踵骨骨折は,日常しばしば遭遇する骨折であるが,その治療法に関しては,現在でも諸家の意見が一致していない.
 治療のむずかしい理由は,まず踵骨の解剖学的位置から,変形治癒や関節症を生じた場合,他の骨での機能的代償ができにくいこと,骨折の形が多種多様であり,ある場合には,解剖学的復原が困難であること,さらにレ線学的,解剖学的に良好な治癒が,必ずしも良好な機能的治癒に結びつかない症例の多いことなどが考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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