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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科5巻11号

1970年11月発行

検査法

新生児および乳児の神経学的検査法とその整形外科的意義(2)—乳児神経学と乳児整形外科諸疾患との関連

著者: 村地俊二1 篠田達明2 沖高司3

所属機関: 1愛知県心身障害者コロニー中央病院 2愛知県心身障害者コロニー中央病院運動平衡機能科 3名古屋第1日赤病院整形外科

ページ範囲:P.865 - P.872

文献概要

まえがき
 新生児および乳児の臨床神経学に関する最近の知見は整形外科領域においても重要な役割りをはたすであろうと考えられるが,現在までのところ,乳児神経学を理解し,その知識を背景に診療にあたっているのは乳幼児の脳性まひやその他神経・筋疾患(neuromyopathies)をとりあつかう,一部の整形外科医にかぎられている実状といえよう.
 著者らはいわゆる乳児脊柱側彎症について研究をすすめてきたが,この研究過程において,乳児の運動器疾患を解明するにあたつては,乳児神経学の知識をもつことが,いかに重要であるかを痛感させられたのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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