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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科5巻2号

1970年02月発行

文献概要

臨床経験

頸椎椎管部発生の原発性良性骨腫瘍

著者: 片岡治1 原田寛1 沢田雅弘1

所属機関: 1神戸大学医学部整形外科

ページ範囲:P.147 - P.153

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はじめに
 頸椎の原発性良性骨腫瘍は稀なものであるが,その腫瘍により脊髄症状や神経根症状を呈するのはさらに稀なものといえる.このような神経症状発生には腫瘍が脊椎管内に存在することが条件となるが,自験3例の頸椎部椎管内腫瘍中2例は,脊髄・神経根症状を呈し,他の1例は顕著なmyelogram陽性所見にもかかわらず,なんら神経学的所見を示さないため,これを対照として,それぞれの臨床経過,手術所見および病理組織学的所見とともに,文献的考察を併せて検討を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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