文献詳細
臨床経験
文献概要
緒言
1922年Camuratiにより最初に記載され,1929年Engelmannにより詳細に報告されているEngelmann病の主症状は主として小児の長管骨の骨幹部において,骨皮質の肥厚と骨硬化が多発的,かつ対称的に起こり,筋力低下,歩行障害などを起こすものであるが,先天性骨系統疾患の中でも本症ははなはだ稀なものである.最近本症と思われる1症例を経験したのでここに報告する.
1922年Camuratiにより最初に記載され,1929年Engelmannにより詳細に報告されているEngelmann病の主症状は主として小児の長管骨の骨幹部において,骨皮質の肥厚と骨硬化が多発的,かつ対称的に起こり,筋力低下,歩行障害などを起こすものであるが,先天性骨系統疾患の中でも本症ははなはだ稀なものである.最近本症と思われる1症例を経験したのでここに報告する.
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