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いわゆる変形性脊椎症の成因(1)—とくに腰椎椎体動脈の変化を中心として
著者: 辻陽雄1 重広信三郎1 松井宣夫1 上原朗1 高田典彦1
所属機関: 1千葉大学整形外科
ページ範囲:P.295 - P.305
文献購入ページに移動いわゆる変形性脊椎症の発生がRokitanskyに始まる一次的椎間板変性に基づくものであるということは,骨棘の明らかな形成例において椎間板変性を併つている事実や,実験的椎間板損傷実験から察知される.
しかし,次報でのべるごとく骨棘形成の初期段階では,さらに他の因子を考慮せねばならぬ余地のあることを著者は指摘した.
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