文献詳細
臨床経験
文献概要
はじめに
脊髄脂肪腫の全脊髄腫瘍に占める頻度は約1%とされ比較的稀なものであるが,1876年GowersがConusのLipomaを報告して以来欧米で100余例あり,本邦では藤縄の髄内脂肪腫剖検例を初めとして26例の報告がある.しかし,脂肪腫の手術結果は他の脊髄腫瘍に比べ不良であるといわれながら,その特殊性や予後に関する報告は少ない.われわれは頸髄部硬膜外脂肪腫を摘出,術後4年まつたく良好に経過している1例を経験し,本邦報告例を集計検討したので報告する.
脊髄脂肪腫の全脊髄腫瘍に占める頻度は約1%とされ比較的稀なものであるが,1876年GowersがConusのLipomaを報告して以来欧米で100余例あり,本邦では藤縄の髄内脂肪腫剖検例を初めとして26例の報告がある.しかし,脂肪腫の手術結果は他の脊髄腫瘍に比べ不良であるといわれながら,その特殊性や予後に関する報告は少ない.われわれは頸髄部硬膜外脂肪腫を摘出,術後4年まつたく良好に経過している1例を経験し,本邦報告例を集計検討したので報告する.
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