文献詳細
骨腫瘍カラーシリーズ
文献概要
症例31:18歳男子.約7ヵ月前より左肩甲部に疼痛があり,2ヵ月前より同部に腫瘤を触れるようになり,昭和44年5月26日入院した.
左肩甲骨棘下窩に鵞卵大の腫瘤を触れ,圧痛があり,軽度の熱感もあるが発赤はない.体温37℃,頸部はじめ全身のリンパ節に腫脹はない.血沈値は1時間5,2時間19,白血球4,000である.44年9月4日棘上窩上部にて肩甲骨を骨膜とともに部分切除し腫瘍を剔出した.術後現在まで転移なし(浜松療護園).
左肩甲骨棘下窩に鵞卵大の腫瘤を触れ,圧痛があり,軽度の熱感もあるが発赤はない.体温37℃,頸部はじめ全身のリンパ節に腫脹はない.血沈値は1時間5,2時間19,白血球4,000である.44年9月4日棘上窩上部にて肩甲骨を骨膜とともに部分切除し腫瘍を剔出した.術後現在まで転移なし(浜松療護園).
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