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文献概要
特集 世界にインパクトを与えた日本の整形外科
術中脊髄機能モニタリング法の開発
著者: 玉置哲也1
所属機関: 1和歌山県立医科大学
ページ範囲:P.1173 - P.1175
文献購入ページに移動術中脊髄機能モニタリングは,全身麻酔下で脊髄機能に障害を及ぼす危険性を含む手術を,安全に遂行させるためのものであるとともに,積極的な外科医が確信を持って手術を実施し,さらには,新しい手術方法の開拓をも支えるものであると言える.そのためには,術者の信頼を獲得しなければならず,false negativeは当然のこと,false positiveもゼロにすることを究極の目的としなければならない.また障害された脊髄の残された機能こそ温存されなければならないことを銘記すべきである.
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