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著者: 松山幸弘
所属機関:
ページ範囲:P.200 - P.200
文献購入ページに移動リウマチ関節外科,脊椎外科領域のトップランナーにその詳細を誌上討論していただいている.なるほどと思われる読者や,意外な感じを受ける読者もいらっしゃると思うが,今回のシンポジウムでは非常に興味深い内容となっており読み応えがあると思う.私たちが生物学的製剤の功罪を考えるうえで,最も重要な点は「罪」も忘れてはならないことである.今回の誌上シンポジウムでは,手術後の局所感染や創治癒へ与える変化,そして間質性肺炎,結核などの感染性疾患を含んだ内科的合併症の変化も取り上げられている.特に整形外科医として,術後感染の頻度や薬剤開始時期の問題,そしてその対処方法などは是非知りたい内容である.
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