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症例報告
感染性脊椎炎に対する経皮的内視鏡下掻爬洗浄術の治療成績
著者: 俣木健太朗1 安部哲哉1 船山徹2 中山敬太1 藤井賢吾1 坂根正孝1 山崎正志1
所属機関: 1筑波大学医学医療系整形外科 2県北医療センター高萩協同病院整形外科
ページ範囲:P.687 - P.691
文献購入ページに移動12例中9例で術後感染鎮静化が得られた(Griffith分類で初期5例全例,進行期4例).3例で感染鎮静化が得られず,追加治療を要した.保存治療抵抗性の感染性脊椎炎に対するPEDDは低侵襲であり,侵襲の大きな病巣掻爬術と脊椎固定を回避し得る可能性があり,感染性脊椎炎の手術戦略の1つとして有用であると考える.
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