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手術手技
隣接上位神経根障害を呈した頭側転位型腰椎椎間板ヘルニアに対する手術アプローチ法の検討
著者: 上田康博1 三崎智範1 林雅之1 中西宏之1 八野田愛1 岩永健志1 村田淳2
所属機関: 1福井県立病院整形外科 2福井県こども療育センター整形外科
ページ範囲:P.255 - P.259
文献購入ページに移動対象と方法:頭側転位型腰椎椎間板ヘルニア28例を対象とし,open法とMED法の術式別に罹患高位とアプローチ法,手術成績を検討した.
結果:Open法ではすべて椎弓間進入が選択され,2椎弓間からの進入が大半を占めたのに対して,MED法では上中位腰椎では経椎弓的あるいは外側進入が,下位腰椎ではヘルニアの局在に応じて椎弓間進入も選択されていた.
まとめ:経椎弓的進入や外側進入は低侵襲で固定術を回避しうるアプローチ法と考えた.
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