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整形外科/知ってるつもり
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ロッキングプレートとは?
スクリューとプレートが一体化し,その複合体が高い角度安定性を示すプレートシステムがロッキングプレートである.従来のプレートは,スクリュー挿入によってプレートを骨に押し付け摩擦を生じさせることによって固定性を得ていたが,ロッキングプレートはねじ切りされているスクリューホールを有し,ねじ切りされたスクリューヘッドもしくはロックナットをプレートに挿入することでねじ切り部分同士がロックし,プレートとスクリューが一体化する(図1-a).ロッキングプレートではスクリューとプレートを介して荷重伝達が行われるため,プレートと骨が接触する必要はない(図1-b).ロッキングプレートによる架橋プレートはあたかも創外固定器を体内に入れたかのような固定原理であり,“創内固定(internal fixator)”とも呼ばれる.
スクリューとプレートが一体化し,その複合体が高い角度安定性を示すプレートシステムがロッキングプレートである.従来のプレートは,スクリュー挿入によってプレートを骨に押し付け摩擦を生じさせることによって固定性を得ていたが,ロッキングプレートはねじ切りされているスクリューホールを有し,ねじ切りされたスクリューヘッドもしくはロックナットをプレートに挿入することでねじ切り部分同士がロックし,プレートとスクリューが一体化する(図1-a).ロッキングプレートではスクリューとプレートを介して荷重伝達が行われるため,プレートと骨が接触する必要はない(図1-b).ロッキングプレートによる架橋プレートはあたかも創外固定器を体内に入れたかのような固定原理であり,“創内固定(internal fixator)”とも呼ばれる.
参考文献
1 )Bottlang M, Fitzpatrick DC, Sheerin D, et al:Dynamic fixation of distal femur fractures using far cortical locking screws:A prospective observational study. J Orthop Trauma 28(4):181-188, 2014
2 )Gautier E, Sommer C:Guideline for the clinical application of the LCP. Injury 34 Supple 2:B63-76, 2003
3 )Maehara T, Moritani S, Ikuma H, et al:Difficulties in removal of the titanium locking plate in Japan. Injury 44:1122-1126, 2013
4 )Tan SLE, Balogh ZJ:Indications and limitations of locked plating. Injury 40:683-691, 2009
掲載誌情報