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連載 東アフリカ見聞録・4
整形外科でみる東アフリカ・ウガンダの医療
著者: 馬場久敏12
所属機関: 1福井大学医学部器官制御医学講座整形外科学領域 2
ページ範囲:P.380 - P.381
文献購入ページに移動ウガンダを含めたケニア,タンザニアなどの東アフリカ諸国では,医学教育や医療制度,社会保障制度もよく似ており,アフリカ全体からみると先進的であると評されている.最も進んでいるのは南アフリカであり,ウガンダの整形外科医たちも短期留学,手術手技コース,技術セミナーなどで頻繁に南アフリカを訪問している.骨折外傷に限れば保存療法が主体であり,ギプス巻きや創外固定,補装具など,ややもすると本邦の若手より優れている面もある.技術を磨き,数をこなしているからである.
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