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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科51巻8号

2016年08月発行

文献概要

誌上シンポジウム 脊椎診療ガイドライン—特徴と導入効果

腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン

著者: 宮本雅史1 中嶋隆夫2

所属機関: 1日本医科大学多摩永山病院整形外科 2日本医科大学千葉北総病院整形外科

ページ範囲:P.697 - P.701

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 腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン改訂版について概略を示し,初版との変更点を解説した.主な点は椎間板ヘルニア発症の遺伝的要因,ヘルニアの自然退縮機序,内視鏡手術の治療効果に関する記載であり,クリニカルクエスチョンが新設された.また外側型腰椎椎間板ヘルニアについて解説を掲載した.馬尾症候群に対する早期治療の必要性について一部修正を加えた.保存的治療と手術的治療の比較については,近年,多施設前向き観察研究の結果が報告されているが,解析方法が適切でないと判断される点もあり,限定的な結論として解釈した.

参考文献

1)Kreiner DS, Hwang SW, Easa JE, et al. Review article An evidence-based clinical guideline for the diagnosis and treatment of lumbar disc herniation with radiculopathy. Spine J 2014;14:180-91.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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