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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科51巻8号

2016年08月発行

文献概要

誌上シンポジウム 脊椎診療ガイドライン—特徴と導入効果

最後に

著者: 菊地臣一1

所属機関: 1福島県立医科大学

ページ範囲:P.719 - P.719

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 世間から脊椎診療ガイドラインが求められるようになった背景には,3つの要素がある.1つは,国民や第3者からの医療の普遍性,標準化の要求の高まりである.次に,評価可能な研究機関の増加である.これにより,診断の妥当性(精度),そして治療の有効性や安全性が正確に評価できるようになった.最後に,高齢社会の到来による脊椎の診療における医療費の高騰である.

 EBM(evidence-based medicine)という学問の確立が,このような人々からの要求に応えることを可能にした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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