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化膿性脊椎炎に対する経皮的内視鏡下椎間板切除術(PED)の治療成績
著者: 河野衛1 安部哲哉1 長島克弥1 三浦紘世1 中山敬太1 藤井賢吾1 船山徹1 竹内陽介1 坂根正孝1 山崎正志1
所属機関: 1筑波大学医学医療系整形外科
ページ範囲:P.385 - P.389
文献購入ページに移動対象と方法:胸腰椎化膿性脊椎炎に対してPEDを行った28例(男性21例,女性7例,手術時平均年齢70歳)の治療成績を検討した.
結果:28例中21例で術後感染の鎮静化(CRP<0.3)が得られ,CRP陰性化までの期間は術後5.5±8.4週であった.4例がPEDに抵抗し,再手術を要した.
まとめ:糖尿病による末期腎不全患者の感染制御は難しく,神経症状を伴う硬膜外膿瘍や腸腰筋膿瘍の合併例はPED単独治療の限界と考えられた.
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