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誌上シンポジウム 創外固定でどこまでできるか?
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著者: 土屋弘行1
所属機関: 1金沢大学大学院医薬保健学総合研究科医学専攻整形外科学講座
ページ範囲:P.712 - P.712
文献購入ページに移動本誌上シンポジウムでは,テーマを「創外固定でどこまでできるか?」とし,現状の創外固定治療の限界を打破し,また若手の整形外科医に創外固定の魅力を知ってもらおうと日々奮闘している6名の創外固定のエキスパートにご執筆をお願いした.野坂光司先生には外傷治療における創外固定器の有用性について執筆していただいた.寺本司先生には創外固定を用いた膝・足関節部の骨切り術について,創外固定器の有用性と骨切りのコンセプトについて執筆していただいた.川端秀彦先生には上肢疾患の特に細かい部位における創外固定の使用法,有用性について,大関覚先生には足部疾患における創外固定治療について,金郁喆先生には小児疾患における創外固定の有用性について,松原秀憲先生には感染・偽関節・変形などの外傷後遺症に対する創外固定を用いた治療について解説いただいた.どの先生にもそれぞれの先生方が得意とする分野における創外固定の有用性や魅力,限界を余すところなく伝えていただけたと思う.
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