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腰部脊柱管狭窄症を持つ高齢者へのロコモチェックを用いた評価—一般高齢者との比較
著者: 重松英樹1 岩田栄一朗1 田中誠人1 奥田哲教1 森本安彦1 増田佳亮1 山本雄介1 田中康仁1
所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科
ページ範囲:P.915 - P.918
文献購入ページに移動方法:健康イベント参加の65歳以上の高齢者と当院で手術した腰部脊柱管狭窄症(以下,LSS)に,ロコモチェックで評価し,比較検討した.
結果:LSSの患者はロコモチェックの該当項目数が有意に増加していた.また,一般高齢者とLSSともに「家の中でつまずいたり滑ったりする」や,「横断歩道を青信号で渡りきれない」ことは両群ともに該当しにくい項目であった.
まとめ:LSS患者では一般高齢者と比較し,ロコモチェックの該当項目が有意に増加していた.
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