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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科53巻10号

2018年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 原発巣別転移性骨腫瘍の治療戦略

骨髄腫・リンパ腫における骨病変

著者: 遠藤誠1 松本嘉寛1 川口謙一1 林田光正1 岡田誠司1 松下昌史1 幸博和1 薛宇孝1 藤原稔史1 中島康晴1

所属機関: 1九州大学整形外科学教室

ページ範囲:P.859 - P.864

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 骨髄腫およびリンパ腫はいずれも血液系悪性腫瘍であり,頻繁に骨病変を有することから,整形外科医が接する機会が多い腫瘍である.両者ともに化学療法および放射線治療に対する感受性に優れ,原疾患治療における手術の必要性は低い.しかし,いずれの腫瘍も骨脆弱性や病的骨折の原因となり得るため,しばしば整形外科医による介入が必要となる.いずれの腫瘍も診断のポイントがあり,その知識があれば,適切に早期診断することはさほど難しくない.本稿では,整形外科医として最低限知っておくべき基礎知識を概説するとともに,整形外科医が果たす役割について解説する.

参考文献

1) Greipp PR, San Miguel J, Durie BG, et al. International staging system for multiple myeloma. J Clin Oncol 2005;23:3412-20.
2) 国立がん研究センターがん情報サービス 悪性リンパ腫 https://ganjoho.jp/public/cancer/ML/index.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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