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連載 国際学会へ行こう!・1【新連載】
Sports Ultrasound Conference
著者: 高田知史1
所属機関: 1亀田総合病院整形外科
ページ範囲:P.506 - P.508
文献購入ページに移動1日目は主に全身の各部位に対する超音波診断の方法論や,それに絡めた病態生理の説明が行われた.標準的な診断,評価はもちろんのこと,超音波画像所見のバリエーション,それぞれの症例数など,さすがアメリカと感じざるを得ない症例を集めていた.また超音波診療に関して全身の各部位を体系的に評価する方法を提唱しており,非常に勉強になるばかりでなく,今後自分たちが周囲に超音波診療を広めるうえで刺激も強く受ける内容であった.またhydrodissectionに関しても数多く発表があり,議論も盛んに行われていた.日本との違いとして,使用する薬液は生理食塩水に限らず5%ブドウ糖液やplate-rich-plasma(PRP)などであり,薬液による効果はまだ不透明であるが,組織間を剥離(dissection)する意味が強く出ていると感じた.
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