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調査報告
運動習慣はロコモティブシンドロームと関係するか?—preliminary study
著者: 重松英樹1 宗本充1 田中誠人1 川崎佐智子1 増田佳亮1 須賀佑磨1 山本雄介1 田中康仁1
所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科学
ページ範囲:P.609 - P.612
文献購入ページに移動方法:奈良県内の健康イベントに参加した20歳以上の成人男女143名(男性47名,女性96名)が対象である.立ち上がりテスト,2ステップテスト,ロコモ25を用いてロコモ度を求めた.またアンケートで運動習慣の有無を調査した.
結果:運動習慣ありと答えたのは72名(50.3%),平均年齢59.5歳である.ロコモ度1は42名(58.3%),ロコモ度2は5名(6.9%)であった.運動習慣なしは71名(49.7%),平均年齢50.2歳である.ロコモ度1は33名(46.5%),ロコモ度2は9名(12.7%)であった.
まとめ:65歳未満の非高齢者では65歳以上の高齢者よりも運動習慣がない割合が有意に高かった.運動習慣の有無でロコモ度に有意な差は認めなかった.
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