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症例報告
踵骨載距突起単独骨折に対し埋没圧着型スクリューを用いて内固定を行った1例
著者: 平井幸雄12 高橋和孝2 佐原啓太2 行方雅人2 毛利年一2 蛯名耕介1 平尾眞1 吉川秀樹1
所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科) 2日本生命病院整形外科
ページ範囲:P.851 - P.854
文献購入ページに移動考察:踵骨載距突起は距踵関節の内側関節面を形成しており,多くは関節内骨折を呈するため,保存加療では種々の合併症のリスクがある.骨折部に2mm以上の転位または関節面の陥没が認められれば手術適応とされており,本症例ではHCSを用いて観血的整復内固定術(ORIF)を施行し,明らかな術後合併症なく早期荷重が可能であった.
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