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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科55巻10号

2020年10月発行

文献概要

症例報告

胸郭出口症候群における造影3D-CTと血管造影検査の比較

著者: 鈴木拓1 木村洋朗1 松村昇1 岩本卓士1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1169 - P.1172

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 圧迫型の胸郭出口症候群2例に対して,造影3D-CTと血管造影を施行し,絞扼部位を評価した.造影3D-CTは血管造影と比較して絞扼部位の診断に関しては劣るものではなく,低侵襲で有用な検査であると思われた.

参考文献

1) 陳 隆明,水野耕作,広畑和志.胸郭出口症候群に対するdigital subtraction angiography(DSA)の応用.整・災外1988;31(12):1571-5.
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6) 古島弘三,井上 彰.胸郭出口症候群の診療における超音波診断装置の活用.関節外科2019;38(3):1032-40.
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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