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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科55巻11号

2020年11月発行

文献概要

連載 いまさら聞けない英語論文の書き方・27

語るに語れないauthorshipの諸問題②—Authorshipの誤用・乱用・悪用(abuse)

著者: 堀内圭輔12 千葉一裕1

所属機関: 1防衛医科大学校整形外科学講座 2慶應義塾大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.1254 - P.1257

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 今回は昨今,特に問題になっているAuthorshipの誤用・乱用・悪用を取り上げます.敢えて口にすることがはばかられる暗黙の了解事項ともいえる内容も若干含みます.指導医,Principal Investigator(PI)からしてみると,“何をいまさら”と思われるかも知れませんが,本連載はもともと,若手の医師・研究者が対象ですので,あえてこの話題を取り上げます.言わずもがなですが,筆者が偉そうにこれらの問題を語れる立場ではないことは重々承知の上です.不行儀・不埒をご容赦ください.

参考文献

1) United States Environmental Protection Agency Authorship Best Practices https://www.epa.gov/osa/authorship-best-practices
2) We need talk about authorship abuse https://www.insidehighered.com/views/2019/09/12/academe-must-develop-greater-sense-ethical-responsibility-dealing-authorship-abuse
3) Elsevier社 Factsheet Authorship https://www.elsevier.com/__data/assets/pdf_file/0006/653883/Authorship-factsheet-March-2019.pdf
4) Fong EA, Wilhite AW. Authorship and citation manipulation in academic research. Plos One 2017 12(12):e0187394.
5) McNutt MK, Bradford M, Drazen JM et al. Transparency in authors' contributions and responsibilities to promote integrity in scientific publication. Proc Natl Acad Sci 2018;115(11):2557-60.
6) Shaffer E. Too many authors spoil the credit. Can J Gstroenterol Hepatol 28(11):605.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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