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書評
臨床研究の教科書—研究デザインとデータ処理のポイント 第2版 フリーアクセス
著者: 岩田健太郎1
所属機関: 1神戸大・感染治療学
ページ範囲:P.1280 - P.1280
文献購入ページに移動2016年に本書初版が出たときは,知人に勧められて買い求めた.内容もさることながら,文体が素晴らしいと思った.こういう比較が適切なのかは知らないが,しかし主観的にそう感じたので仕方がないから書くが,経済学者の森嶋通夫*の本を読むようなクリスピーな文体だった.本当にこの領域の世界内を熟知している人が,しかし冗長な説明は全てそぎ落として要諦だけ読ませるような文体だ.今年,新しい第2版を読んでその意を新たにした.
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