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臨床経験
高齢者頚椎骨折の臨床的特徴
著者: 遠藤康広13 加藤雅敬12 林哲平1 河野亜紀1 稲川未悠1 田畑友寿1 田島秀之12 森岡秀夫1 有野浩司12
所属機関: 1国立病院機構東京医療センター整形外科 2国立病院機構東京医療センター脊椎脊髄センター 3小宮山会貢川整形外科病院
ページ範囲:P.189 - P.194
文献購入ページに移動対象と方法:2005〜2016年に頚椎骨折のため入院加療を行った28例を,70歳以上の高齢者群と70歳未満に分類し比較した.
結果:高齢者群では低エネルギー外傷での受傷が多く,また予後も合併症により不良であった.
結語:高齢者群では,合併症による影響を大きく受ける.受傷後早期に全身状態を把握し,必要に応じ手術適応の判断を行う必要がある.特に呼吸器系合併症が多いため,早期離床と早期リハビリテーション導入が重要と考える.
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