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腰部脊柱管狭窄症に対するロコチェックを用いた評価—間欠性跛行のタイプ別比較
著者: 重松英樹1 田中誠人1 川崎佐智子1 須賀佑磨1 山本雄介1 池尻正樹1 田中康仁1
所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科
ページ範囲:P.195 - P.197
文献購入ページに移動方法:年齢,性別,体格指数(BMI),7項目のロコチェックの陽性該当項目数,日本整形外科学会腰痛治療成績判定基準(JOAスコア),Oswestry disability index(ODI),健康関連QOLとしてEuroQoL-5 dimentions(EQ5D)を評価した.
結果:ロコチェックの陽性該当項目数は,混合型:4.4±1.6,馬尾型:4.5±1.9,神経根型:4.0±1.9で3群間に有意差はなかった.またJOAスコア,ODI,EQ5Dにおいても各タイプ間に有意差はなかった.
まとめ:LSSはどの間欠性跛行タイプも一様にロコチェック陽性該当項目数が多く,ロコモ度が悪化している.
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