使う・アウトプットする・教える
—先生方が運動器エコーの勉強会(SMAP)を立ち上げた背景を教えてください.
笹原 きっかけは,エコーを使うチャンスを若手に広げたい,というところからです.
雑誌目次
臨床整形外科55巻5号
2020年05月発行
雑誌目次
増大号特集 臨床整形超音波学—エコー新時代、到来。
1 対談
運動器エコー—みえないものがみえるとき
著者: 笹原潤 , 宮武和馬
ページ範囲:P.398 - P.402
2 はじめの一歩〈まずのぞいてみよう〉
1 胸郭のみかた—鎖骨,肩鎖関節,胸鎖関節,肋骨,肋軟骨
著者: 根井雅
ページ範囲:P.403 - P.407
POINT
★関節の観察は,必ず健側と比較する.
★凹凸があるため,エコーゼリーを多めに使用する.
★肋骨・肋軟骨の観察は,必要に応じて呼吸を止めるように指示を出す.
2 肩—上腕のみかた
著者: 小林明裕
ページ範囲:P.408 - P.414
POINT
★上腕骨肩甲骨の骨輪郭を意識してプローブを当て,骨表面の線状高エコー像をきれいに描出する.
★筋肉,腱などの解剖をイメージしながら描出する.
★必ず健側も検査し,健患側を比較する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
3 肘関節のみかた
著者: 宮武和馬
ページ範囲:P.415 - P.426
POINT
★肘の傷害は筋腱,骨軟骨,神経など多彩であり,思い込みだけでエコーを当てず,様々な病態を考える必要がある.
★小児と成人では軟骨の厚み,骨端線の有無などが異なる.特に骨端線は異常像として間違い安いので注意する.
★離断性骨軟骨炎(OCD)の診断の際は前方だけでなく,必ず後方の走査も行う(見逃しを減らす).
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4 手関節—手指のみかた
著者: 橋口直史
ページ範囲:P.427 - P.435
POINT
★動的評価を行うことでリアルタイムに病態を把握することができる.
★関心領域の深度が浅いため,フォーカスを合わせるためにゲルパッドを使用したり,ゼリー量を増やして関心領域までの距離を保つ.
★異常所見を疑うときは常に健側や隣接指と比較することが重要である.
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5 腰椎のみかた
著者: 佐々木克幸
ページ範囲:P.436 - P.440
POINT
★プローブはコンベックスか,リニアを深部モードにして用いる.
★腰椎の形状と多裂筋の層構造について正常解剖を理解しておく.
★棘突起・椎弓は体表から触れやすく,メルクマルに用いる.
★腸腰靱帯,仙腸靱帯は同定できるが,各靱帯の層構造を識別するのは難しい.
6 骨盤(裂離骨折)のみかた
著者: 石塚光太郎
ページ範囲:P.441 - P.445
POINT
★骨端線閉鎖前:骨盤の裂離骨折か否かは健側との比較と,動作による骨の不安定性の有無などを確認して総合的に判断する.
★閉鎖後:骨端線閉鎖後に裂離骨折がなくても,付着部炎を起こすこともあるため,健側と比較し,腱の厚さや石灰化,腱付着部の骨の不整の有無,ドプラ反応などを確認して総合的に判断する.
★運動器以外の疾患を忘れない:骨盤周囲には内科疾患(閉鎖孔ヘルニアなど),泌尿器科疾患(精巣捻転など),婦人科疾患(子宮外妊娠など)などの緊急疾患が隠れていることもあるため,運動器エコーでの所見と臨床的重症感が合わない場合は,より他科疾患も考える.
7 股関節—大腿のみかた
著者: 上村公介
ページ範囲:P.446 - P.453
POINT
★前方走査では下前腸骨棘と骨頭をメルクマールに,大腿直筋,iliocapsularis,縫工筋,腸腰筋を判別する.
★内側走査では大腿動静脈をメルクマールとして,内側にある恥骨筋と,さらに内側に表層から3層構造となっている長・短・大内転筋を判別する.
★側方・頚部軸走査では高齢者に多い大腿骨頚部骨折や大腿骨転子部骨折を,往診などのプライマリ・ケア領域でも確認できる.
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8 膝関節のみかた
著者: 浅井一希 , 土屋弘行
ページ範囲:P.454 - P.462
POINT
★骨,靱帯,筋成分,滑液包や神経の解剖を意識してエコーを当てる.
★圧痛点をしっかりと探り,何が疼痛の原因か意識しながらエコーを当てる.
★患側だけでなく,健側も観察して左右差をしっかり確認する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
9 足関節周囲
著者: 勝谷洋文
ページ範囲:P.463 - P.470
POINT
★骨の凹凸があるのでゼリーをたっぷり使う.
★ランドマークの骨をしっかり触診して位置を確認する.
★必ず健患差を確認する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
10 足部のみかた
著者: 松井智裕
ページ範囲:P.471 - P.479
POINT
★足部の主要組織は皮膚上から触知可能なことが多く,プローブを当てる前の触診が重要である.
★左右の比較が容易であり,健側との比較が有用である.
★他部位より浅い組織をみることが多く,深度やフォーカスの調節を忘れずに行う.
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—column—運動器エコー物語2020—なぜエコーを始めたのか フリーアクセス
著者: 皆川洋至
ページ範囲:P.480 - P.481
エコーゼミの門を叩いたのは1987年,剣と医の道を志す大学4年生のときでした.道場主は,後にエコー界のトップに君臨する伊東絋一先生(自治医科大学名誉教授,現済生会陸前高田診療所長).プローブを当てるだけで簡単に身体の中がみえる,この衝撃が脳裏に焼き付きます.そして卒後4年目,鈍(なまくら)コンベックスで論文を書き上げることへとつながります1).9年間の義務年限を終えた後,井樋栄二先生(東北大学整形教授,元秋田大学整形外科教授)らと肩関節の基礎・臨床研究に明け暮れます.天下を取った気分で「俺の専門は肩関節!」と叫ぶ毎日.学位論文・日本肩関節学会賞論文はじめ2,3),数多くの論文を書きました.
あるとき,学会で腱板断裂の保存治療成績を報告します.手術例は保存治療の成績不良例を意味するはず,それにもかかわらず過去の論文は対象から手術例を除外したものばかり,手術せず徹底的に保存治療した報告は相当インパクトあるものになりました.ところが学会場である重鎮から叱咤されます…「勇気がない!」.重鎮には全国からよくならない手術対象患者が集まる,一方,底辺の自分には近所の肩痛患者が集まる,だからこそ多くの無症候性腱板断裂患者をみてきた,拳を握り締め心の中で叫びます.
—column—エコーをはじめたきっかけ フリーアクセス
著者: 都竹伸哉
ページ範囲:P.482 - P.482
医者は何でも治してくれるスーパーヒーローだと思っていた.整形外科医は痛いと言われたら原因を見極め,「痛み止め・湿布」という万能薬で治してくれるものだと信じていた.しかし,しばしば「わからないけど,とりあえず」出され効かないこともあり,夢見ていたヒーローなんていないと気付いてしまった.そのような考えを変えてくれたのが,運動器エコーだった.エコーを使って診療することで痛みの原因を突き止め,その場で治すことができることに気付き,エコーを始めて整形外科に進む決心をすることとなった.
運動器エコーとの出会いは,初期研修医時代に心エコーを学ぶために参加したエコー研究会だった.ハンズオンまでの空き時間に偶然受けた講義は,当直明けで瞼が閉じかけていた私を一気に引き込んでいった.それは皆川洋至先生による,整形外科の常識を尽く覆す運動器エコーの講義だった.「靱帯や神経ってこんなに綺麗にみえるんだ!」という感動と,「水で痛みが治る⁉」という衝撃の連続.局所の痛みは局所で治すという考えのもと,痛みと真っ正面に向き合う姿はまさに憧れのヒーロー.心踊ってすぐに病院へ戻り手に取ったのは,セクタプローブではなくリニアプローブだった.しかし,みえない.講義で芸術のように映っていた絵を自分では出せず,達人にしかできない技だったのだと落胆したものだ.
3 ネクストステップ〈慣れてきたら困ること〉
1 膠原病疾患
著者: 六反田諒
ページ範囲:P.485 - P.490
POINT
★関節リウマチ診断では滑膜肥厚のパターンに注目する.
★リウマチ性多発筋痛症は多発滑液包炎+関節周囲炎である.
★多発性付着部炎がある場合,脊椎関節炎を考慮する.
2 ドプラモードの意義
著者: 川合聡史 , 髙田知史 , 六反田諒
ページ範囲:P.491 - P.495
POINT
★ドプラの意義は「新生した血管を含む血流を検出する」こと.
★まずは適切な機器の設定と走査を.
★正常血管や染み出し,多重エコーにも注意を.
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3 野球肘
著者: 鈴江直人
ページ範囲:P.496 - P.505
POINT
★発育期は骨化過程と異常所見の区別が難しい.
★動的な観察が必須.
★野球肘は離断性骨軟骨炎と内側障害だけではない.
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4 —小児股関節エコーアドバンス—Graf分類の考え方
著者: 藤原憲太
ページ範囲:P.506 - P.511
POINT
★Graf分類には,なぜか撮像の目標が違う画像がある.
★Graf分類で重要な尺度として求心性がある.
★求心性あり,境界領域,求心性なしの3つの分け方をマスターすれば怖いものなし.
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5 仙腸関節
著者: 朴基彦
ページ範囲:P.512 - P.516
POINT
★仙腸関節の痛みは,関節内より関節外の異常によるものが多い.
★仙腸関節は主に後仙骨孔からの仙骨神経後枝外側枝により支配されている.
★後枝外側枝をイメージしてハイドロリリースを行うことは有効である.
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6 軟部腫瘍のエコー所見と良悪性鑑別
著者: 酒井瑛平 , 畠野宏史
ページ範囲:P.517 - P.521
POINT
★触診しエコーを当ててみる.
★「最長径」,「doppler pattern」,「境界の明瞭さ」の3項目は良悪性鑑別の一助になる.
★他の所見も含め総合的に判断し診断精度を向上させる.
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7 エラストグラフィの可能性
著者: 福吉正樹
ページ範囲:P.522 - P.529
POINT
★理学療法士が行う病態評価には数多くの主観的要素が含まれているため,そこから導き出される病態解釈はあくまでも病態の推測に過ぎない.
★しかし,圧痛や硬さなどの主観的要素を客観化することができれば,確実な病態把握とともに的確な運動療法の実施,さらにはその効果検証まで可能になる.
★組織の硬さを定量化し得るshear wave elastographyは,まさに客観的データに基づいた新たな診療スタイルを切り拓く可能性を秘めている.
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8 エラストグラフィのピットフォール
著者: 倉品渉 , 紺野啓 , 山越芳樹 , 笹沼秀幸 , 飯島裕生 , 金谷裕司 , 西頭知宏 , 竹下克志
ページ範囲:P.530 - P.535
POINT
運動器におけるせん断波エラストグラフィのポイント
★せん断波の性質と特性を理解する.
★軟部組織における使用時の注意点を理解する.
★現時点での限界を踏まえた臨床応用が重要である.
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9 エコーガイド下手術の可能性—足関節外側靱帯損傷に対するエコーガイド下靱帯修復術を中心に
著者: 服部惣一
ページ範囲:P.536 - P.540
POINT
エコーガイド下手術では従来の術式と比較して以下の3点でメリットがある.
★神経血管を避けつつ安全な手術が可能なこと
★低侵襲で術創部の合併症が少ない手術が可能なこと
★解剖学的に正確な位置へのアプローチが可能なこと
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10 超音波ガイド下インターベンションは安全か—合併症とその対策
著者: 酒井規広
ページ範囲:P.541 - P.546
POINT
★超音波を用いても有害事象は発生し得る.
★針とプローブの位置関係を常に確認し,超音波画像に惑わされない.
★感染・神経障害・局所麻酔薬中毒に対する理解を深めよう.
11 エコーがあればすべてがわかる!?
著者: 中瀬順介 , 土屋弘行
ページ範囲:P.547 - P.552
POINT
★エコーはいくつかある診療サポートツールの1つであり,万能ではない.ツールの利点と欠点を理解し,使い分ける能力が求められている.
★骨皮質は超音波をほとんど反射してしまうため,皮質骨の後方は,音響陰影のため無エコー像となり,骨内部を観察することはできない.
★高分解能の画像を得るためには周波数は高いほうが有利であるが,その一方で周波数が高くなるほど媒質に深く伝搬できなくなる減衰という特性があり,深部の観察には不向きになる.
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—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 面谷透
ページ範囲:P.553 - P.553
マイエコーを手に入れるにあたって,最も重要なのは「覚悟」である.購入前に必要なのは,金銭的な覚悟,そして妻(または夫)を説得する覚悟である.購入後に必要なのは,投資に見合った成長を必ずしてみせるという覚悟である.
マイエコーを手にした私は少しでも経験値を上げようと,常にエコーを持ち歩いた.外来はもちろん,スポーツ現場でもエコーを使用し,できるだけ多くの症例を知り,それら症例に対する対応の幅を増やしていくよう努めた(図1).
—column—マイエコー,買っちゃいました—エコーとの出合いと持って変わったこと フリーアクセス
著者: 橋口直史
ページ範囲:P.554 - P.554
私がエコーを知ったのは,忘れもしない2013年,広島で第86回日本整形外科学会学術総会が開催された際に,帝京大学の笹原潤先生と飲み会の席でご一緒したときです.当時大学6回生である私に,酔った笹原先生は「橋口,これからの整形外科はエコーの時代が来るぞ!」と熱く,何度も連呼され,「わかりました!」と返事をしましたが,何を言っているのかよくわかりませんでした.
—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 岩倉亮
ページ範囲:P.555 - P.555
整形外科医として4年目を迎えた年に,私はプロサッカーチームのチームドクターとしての仕事に従事することになりました.スポーツの現場で選手とかかわる仕事がしたいと思い整形外科医になった私は,この仕事をすることを非常に楽しみにしていました.
スポーツ現場での仕事が始まり痛感したこと,それは整形外科医としての無力さです.現場に行きたての頃は,初期対応しかできず,私は選手,スタッフに「病院に行って検査しましょう」と言わざるを得ない状況でした.瞬時の判断が結果を左右するプロの世界では,怪我をした選手に対してドクターの判断が間違えば,選手やスタッフからの信頼を失うことになります.プロチームのクラブハウスに併設された診療所には,単純X線検査やCT,MRIがすぐに行える設備が整っているところもありますが,私が従事していたチームには検査を行えるツールがありませんでした.限られた状況の中で診療レベルを上げるために何が必要か考え,マイエコーを買う決断をしました.
—column—マイエコー,買っちゃいました—是非マイエコーを持ちましょう フリーアクセス
著者: 勝谷洋文
ページ範囲:P.556 - P.556
スポーツドクターを志し実際に現場に出てみたが,現場でできることがあまりにも少なく,やり甲斐を見出せなかったりする.そのような経験をされた先生も少なくないのではないでしょうか.実際ドクターとして現場でできることは限られており,私も同じような葛藤を抱いていました.何か現場でできることを増やしたいと考えたときに,エコーならいろいろできるのではないかと考えました.病院にあるエコーは時々使っていましたが,外に持ち出すことはできないし,画質も良くなかったので…マイエコー買っちゃいました!
エコーを購入してからは,現場でできることが増え充実した活動ができています.試合や遠征中に選手が怪我をした際,そのまま参加させていいのか病院受診させるべきなのか判断することがあります.今までは圧痛などの局所所見で判断していましたが,エコーがあれば非侵襲的に簡便にある程度の判断ができます.表在に近い部位であれば骨折の有無も判断できます.また客観的画像として健側とその場で差異を比較し見せることができますので,選手本人やコーチングスタッフへの説得力も上がります.エコーを使用していると,興味を持った他の選手が自分も見てくれと寄って来ることも多く,今まで以上にコミュニケーションがとれます.
—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 六反田諒
ページ範囲:P.557 - P.557
私は2018年8月にコニカミノルタのSNiBLE-ybを購入しました.内科医で個人購入するような酔狂な人は他にほとんどいないかもしれません.
リウマチ科では「関節エコー」として滑膜炎のエコーを行いますが,多くの場合は「検査」という位置付けで,例えば腹部超音波検査をオーダーするように検査枠を予約して検査室で行われることが多く,自分も無意識にそのようなやり方が当たり前だと思ってしまっていました.このように検査として行うエコーの場合,網羅的な観察ができ,綺麗な画像をとることもできますが,その一方で,リアルタイムで患者さんの症状を治療したり,自由にエコーを使ったりできないことに悩んでいました.
—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 玉置大恵
ページ範囲:P.558 - P.558
「痛みで受診する患者さんに,『X線では骨に異常ありません.痛み止めと湿布で様子をみてください』という外来を抜け出さなければいけない」
私が後期研修医の頃,こんな言葉とともに,先輩方が学会や各地での勉強会で,エコーの有用性と先見性を熱弁されていました.そして,自分もこの課題にチャレンジしないといけないと強く感じつつ,週末を利用して,エコーセミナーや,各地での野球肘検診などに参加していました.エコーでみえなかったものが,少しずつみえる喜びも感じていましたが,一方で,週末に職場以外でエコーの知識や技術が少し深まっても,週明けの外来には活かすことができず,もどかしい日々が続いていました.
—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 岩倉菜穂子
ページ範囲:P.559 - P.559
東京女子医科大学整形外科で手外科をやっている岩倉です.
運動器エコーを始めて6年過ぎました.マイエコーが欲しかった理由はいろいろあります.本学の整形外科外来にはエコーがありません.最初はエコーを病棟から毎回運んで使っていました.現在は隣のリウマチ内科によいエコーが複数台あるので,これをお借りしています.毎年購入の申請をしていますが,まぁなかなか通りません.また足関節検診でも,検診をする医師は手弁当だというのに,使用するエコーの台数が増えてレンタル料が高額になってきました.さらにバスケットボールチームの海外帯同でエコーがほしい,絶対便利,診断にも治療にも使える,でも協会はすぐには買ってくれない,というジレンマもありました.
—column—マイエコー,買っちゃいました フリーアクセス
著者: 橘田綾菜
ページ範囲:P.560 - P.560
エコーに向かって思わず深くお辞儀をした症例がある.症例は1歳半の男児.「お熱がでて,左腕を使わなくなりました.」と母.よくみると左手が腫れ熱感も強い.採血で炎症反応が高値であり,化膿性手関節炎を疑い穿刺を試みるべきだと判断した.しかし元々肉付きのよい手はさらにパンパンに腫れあがり,どこが関節かわからない.すがる思いでエコーを当てると,関節包や周囲の軟部組織が腫れていることがわかった.エコーガイド下で関節液を穿刺吸引後,抗生剤投与を開始し緊急手術まで待機することが可能であった.夜遅く院内に整形外科医は自分のみ,成長障害のリスクが頭をよぎる.そんな危機的状況を,エコーが救ってくれた.
マイエコーとの出会いは,2019年初夏の頃である.4月から当大八千代医療センターで小児整形外科外来を開設したが,エコーを常時使用できる環境ではなかった.運動器診療に欠かせないツールであるといわれているエコーだが,小児も同様で,発育性股関節形成不全(乳児股関節脱臼)をはじめとし,さまざまな疾患に使用することができる.すぐエコーを当てることができないストレスに悩まされ,購入へ至った.必要に迫られ購入したエコーであったが,今では,人との出会いを繋げてくれる存在となっている.エコーを中心として,出会う人の輪が広がり,人生がより豊かで楽しくなったように思う.
4 マスターへの道〈神経をセメる〉
1 末梢神経超音波を読み解くための考えかた
著者: 仲西康顕
ページ範囲:P.561 - P.561
はっきり言ってしまおう.運動器に対する超音波診断は,特に末梢神経においては静止画をみても,何がどうなのかよくわからないことはめずらしくない.では,熟練者は適当に所見を言っているだけなのだろうか? いや,それも違う.運動器超音波に熟練した検者は,かなり強い確信を持って各組織を同定し,所見を述べ診断を下すことが可能であると私は考える.では,どうやって運動器超音波の熟練者は超音波診断装置から所見を得て治療に生かしているのだろうか.それは,プローブを連続的に動かしながら,自らの脳の中に患者の三次元的な解剖を再構築しているのだ.超音波プローブの操作は,まるで木立の間にいる動物を観察するのに似ている.静止画では木によって隠されているために,首や後ろ足など一部は隠れて全体像はみえないであろう.しかし,観察者が木の間から角度を変えて歩き回り,別々の位置で頭から首,前足,胴体,後ろ足,尻尾を見れば,そこから組み立てられる全体像を頭の中に組み立て,その動物の特徴を理解することができるだろう.末梢神経の超音波診療には柔軟な想像力が欠かせない.そして想像力を働かせるための土台として重要なのが,正常解剖と各部位における末梢神経の像を熟知していることである.最初はどれが末梢神経なのかわからない初学者であっても,トレーニングによって必ず身に付けることのできる能力であると私は考える.
2 基本手技—運動器エコーで末梢神経をセメる
著者: 玉置大恵
ページ範囲:P.562 - P.565
POINT
★神経をセメるための準備を整えよう.
★神経をセメるための基本手技をマスターしよう.
★うまくいかないときの解決法を身につけておこう.
3 頚部を神経でセメる
著者: 都竹伸哉
ページ範囲:P.567 - P.570
POINT
★頚部痛を頚神経前枝由来か後枝由来かで考える.
★頚神経のエコー描出に必要となるメルクマールを知る.
★Hydroreleaseは神経上膜ぎりぎりで行う.
4 肩関節・上腕における末梢神経のエコー解剖
著者: 岩本航
ページ範囲:P.571 - P.580
POINT
★肩関節および上腕には腕神経叢からさまざまな末梢神経が分枝する.
★聞き慣れない末梢神経もあると思われるが,まず観察しやすい部位や注射がしやすい部位で描出ができるようにしていただきたい.
★神経の描出は困難なときもあるため,解剖学的にどこを走行するかを知っておくことは重要である.
5 上肢(肘関節—手指)へのアプローチ
著者: 長谷川英雄 , 仲西康顕
ページ範囲:P.581 - P.586
POINT
★術中に手指の自動運動を確認しながら機能再建を行うwide-awake surgeryは,近年の手外科領域のトピックスの1つである.
★従来では困難であった腱の緊張度の決定など,確実な術後機能を確認しながら手術を行うことができる利点は大きい.
★選択的に知覚神経のみをブロックするには,上腕および前腕の細かい皮神経の描出する技能と,よりきめ細やかなブロック技術が必要である.
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6 胸椎レベルに対する神経ブロック
著者: 寺田哲
ページ範囲:P.587 - P.592
POINT
★胸椎レベルの前枝(肋間神経)の走行
★胸椎レベルの後枝の走行
★その他の胸椎レベルの支配神経の走行
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7 腰椎—骨盤—馬尾神経の電線効果と腰痛
著者: 臼井要介
ページ範囲:P.593 - P.600
POINT
★立位時,馬尾神経は適度な腰椎前弯ではくも膜下腔の髄液内をゆらゆら揺れているが,腰椎後弯では腹側に移動しピンと張りつめる.
★多裂筋が収縮すると腰椎前弯となるが,過度に収縮すると椎間関節の内圧が上昇し,多裂筋の筋力低下により腰椎後弯の原因となる.
★多裂筋の支配神経である後枝内側枝は,乳頭突起と副突起を結ぶ乳頭副靱帯の腹側を通過するが,この靱帯が骨化すると神経が絞扼され,多裂筋の筋力低下の原因となる.
8 股関節周囲の疼痛に対するHydrorelease
著者: 髙田知史
ページ範囲:P.601 - P.607
POINT
★鼠径部周囲の神経支配を理解する.
★鼠径部周囲の神経を中心としたエコー解剖を理解する.
★股関節の知覚を司る神経とその走行を理解する.
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9 下肢(膝周囲)—膝関節内側部痛に対する神経をターゲットにしたエコーガイド下インターベンション
著者: 下崎研吾 , 土屋弘行
ページ範囲:P.608 - P.612
POINT
★圧痛点が最重要!
★各神経の解剖学的知識が必須!
★伴走血管を同定することで神経を攻めよう!
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10 足関節の痛み—末梢神経に対するHydrorelease
著者: 面谷透
ページ範囲:P.613 - P.618
POINT
★足関節の外傷後に神経由来の痛みが残ることがある.
★伸張痛・圧痛は神経痛を疑わせる重要な所見である.
★目的とする神経を周囲組織から液性に剥離するHydroreleaseが有効である.
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—column—プレゼンの極意 フリーアクセス
著者: 髙橋周
ページ範囲:P.619 - P.620
学会や講習会などの会場内で退屈そうにスマホを操作していたり,居眠りをしている聴衆を多く見かけます.内容がよくても,聞き手の興味をそそらないプレゼンが招く結果です.学生時代を思い出してみましょう.どのくらいの講義に「ワクワク」して出席したでしょう? 多くの講義は「ワクワク」感ではなく,出席を取るからなどの義務感だったのではないでしょうか(少なくとも,不真面目な自分はそうでした).ほとんどの聴衆はあなたの(私の)プレゼンに興味を持っていません.プレゼンに興味を持っていない聴衆にどうやって聞いてもらうか,3つの工夫が必要です.
工夫の1つ目は,「情熱」です.プレゼンは論文では伝わらない情熱(ワクワク感)をライブで伝えることができます.聴衆を納得させる「情熱」を持つことが大切です.私は,大学病院,公的病院に勤務後,8年前に開業しました.開業前はいわゆる学会発表や教育研修講演などのプレゼンを行っていましたが,開業後は運動器エコーの普及のために“運動器エコー技塾”と称した講演(セミナー)を年間10数回,全国各地で行っています.今までの延べ参加人数は1,700名を越えました.私が“運動器エコー技塾”で行うプレゼンに対する「情熱」は,「はじめてエコーで運動器を診た頃のワクワク感をみんなに知って欲しい&運動器エコーを広めたい!」という思いです.
5 達人オススメ! PTに学ぶ身体所見
PTとタッグを組む—木を見て森を見ず・森を見て木を見ず
著者: 宮武和馬
ページ範囲:P.621 - P.621
整形外科医ができることは,手術と内服治療,ステロイドやヒアルロン酸注射,Hydrorelease/Hydrodissection,リハビリ処方など多岐にわたる.その中でも理学療法は,整形外科医がとれない多くの痛みを低侵襲でとることができるため,筆者らは理学療法の魅力に以前から取り憑かれている.この魅力に気づかせてくれたのは,まぎれもなく今回この章を執筆してくださった理学療法士(PT)の先生方であり,一緒にタッグを組んで治療に当たっている,各領域において第一線で活躍されている整形外科医の先生方である.あえてエコーについてはこの章では減らし,実際にどのように評価/治療しているか,その感覚も含めて整形外科医に感じていただけたらと思う.エコー診療に特化してきた人ほど,エコーを触りすぎている弊害にも気付くはずである.
この章を作成した理由は,2つある.1つはエコーを触りすぎて,理学所見を疎かにしていないかという,自身への戒めである.もう1つは,たとえ局所が改善したとしても,その原因となったアライメント不良や全身の身体機能不全などを改善しない限り,再発するケースが多いからである.つまり,痛みの局所治療先行の医療が広まりすぎていることにある.まるで手術のみして,その後は放ったらかしの医療と似ている.手術至上主義の現状に異を唱えて手にとった超音波が,今度は逆の立場になってしまったら本末転倒である.超音波診療に従事すると,得てしてその場の痛みは劇的に改善するが,再発するケースも少なくなく,その原因が何なのか,どうやって次のステップに進めばよいのか,この章がその一助になればと考えている.木を見て森を見ずして,運動器の治療は完結しない.いかに全身を診ることが重要か,超音波診療にあたる者は理解する必要がある.
1 上肢の身体所見—投球障害へのアプローチを通して
著者: 高村隆 , 宮坂祐樹
ページ範囲:P.622 - P.626
POINT
★局所所見や症状は結果であり,原因ではないことも多い.
★アライメント不良がある場合では,正確な評価ができない.
★運動器エコーは局所評価に有用であるが,リハビリテーションにおいては全身的な評価の視点を忘れないことが重要である.
2 下肢の身体所見—足部・足関節に着目して
著者: 奥貫拓実 , 前道俊宏 , 熊井司
ページ範囲:P.627 - P.632
POINT
足部・足関節の機能評価で重要な点
★非荷重位での評価:非荷重位で他動的足関節底背屈が過度な回内外を伴わないでできること
★荷重位での評価:荷重位で内側縦アーチの低下が足部外転を伴わずに生じること
★筋機能の評価:片脚カーフレイズを代償なく行えること
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
3 スポーツ—左仙腸関節痛・左股関節つまり感の訴えにより投球困難となったプロ野球投手に対するリハビリテーション
著者: 牧野孝成 , 仁賀定雄
ページ範囲:P.633 - P.639
POINT
★問診で痛みのない機能不全の存在とその発生要因を掴むこと
★胸郭-骨盤機能を中心に全身の機能不全を改善すること
★予防とパフォーマンス発揮に繋げること
4 脊椎・体幹
著者: 増渕喜秋 , 武田淳也
ページ範囲:P.641 - P.650
POINT
★メカニカルストレスによる脊椎疾患は,局所の過可動性と隣接部の低可動性が主因となる.
★脊柱のneutralポジションと機能的な動きのゴールは,腰椎骨盤帯と頚椎の安定性の向上および胸椎と股関節の可動性の向上である.
★体幹機能不全が筋力低下の問題か,可動性低下の問題か,認知または筋出力調整のモーターコントロール不全の問題か,その割合を見極めて対応する.
5 運動器の触診の考え方
著者: 林典雄
ページ範囲:P.651 - P.655
POINT
★運動器診療の基本は,正確な圧痛所見を得ることである.
★エコーによる圧痛組織の可視化が,医師とPTとによる積極的保存療法へとつながる.
★エコーを共通画像とした病態把握が,PTとしての「技(運動療法技術)」の向上へとつながる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。
—column—解剖と臨床
著者: 二村昭元
ページ範囲:P.656 - P.661
はじめに
超音波診断とそれに基づく治療は,人体構造に対する形態学的理解を拠り所としている.しかし,その形態学,言い換えれば解剖学は超音波をはじめ,画像診断学の進歩や,関節鏡・顕微鏡視下手術など微細な術野可視化技術の発展に追いついているとは言いにくい状況である.この10年,そのような観点で解剖研究を継続してきたが,各固有関節の詳細を臨床的ニーズや疑問に沿って解析するうちに,点と点をつなげた線状の「抽象化された概念」がいくつか提唱できるようになってきた.以下,運動器エコーに関わる多くの先生方に,聞いていただきたいポイントや期待している事項に関して,私見を踏まえて述べる.
6 世界の運動器エコー事情2020
1 アメリカにおける運動器エコー
著者: 大西賢太郎
ページ範囲:P.662 - P.663
メイヨークリニックで運動器エコーのフェローシップの課程を終了後,アメリカはピッツバーグ大学で運動器エコーを専門に臨床,そして研究を行っております.今回は日本とアメリカの運動器エコーのあり方の違いについて書いていこうと思います.
3 ヨーロッパ
著者: 後藤和海
ページ範囲:P.667 - P.668
スイス・ジュネーヴにありますHirslanden Clinique La Collineに留学中の後藤和海と申します.今回,ご縁あって本コラムの原稿を執筆することとなりました.
ヨーロッパの運動器エコー事情ですが,まずは簡単に私の施設を紹介したいと思います.
4 オーストラリアにおける運動器エコー
著者: 大島健史
ページ範囲:P.669 - P.670
2018年4月から2年間,オーストラリア・シドニーのSydney Orthopaedic Research Instituteに留学し,主に膝スポーツ損傷,スポーツ復帰に関する臨床研究を行ってきました.エコーを用いたACL損傷膝の回旋不安定性に関する臨床研究も行い,オーストラリアにおける運動器エコーの状況について触れる機会がありましたので,報告いたします.
連載 いまさら聞けない英語論文の書き方・21
雑誌編集者の視点から考える
著者: 堀内圭輔 , 千葉一裕
ページ範囲:P.672 - P.675
苦労の結晶ともいえる論文が,投稿先からあっさりとrejectされることは,誰しもが経験することです.その論文採択可否の決定権を有しているのが雑誌の編集者(editor)です.理不尽と感じることもしばしばですが,編集者には投稿者や査読者とは異なる見地・目的があります.
今回はこれまでと趣向を変えて,編集主幹(managing editor)として2年間,英文医学雑誌*の運営・編集に携わった菊地栄次先生(聖マリアンナ医科大学 腎泌尿器外科学教授)の紙上インタビューという形で,雑誌編集者がいかにして論文採択の可否を検討しているか,筆者の私見を付記しつつ,ご紹介します.
やりなおし! 医療制度 基本のき・5
医学研究と利益相反
著者: 長谷川利雄
ページ範囲:P.676 - P.677
利益相反(conflicts of interest:COI)は,医学分野のみならず,金融・証券,会社,弁護士,公務員などさまざまな分野で用いられている用語である.COIが古くから用いられた分野として英米の信託法がある.信託法におけるCOIの定義は,「ある者が自分以外の者の権利を擁護すべき地位にもかかわらず,その責務と対立または抵触しうるような利害関係を有する状況にあること」である.たとえば,遺産相続人が幼少の場合に,信託者が資産を管理するが,同時に自分の利益を相続人の利益に優先させてはならない.このようにCOIは財産や生命などを信託する際に重要な位置を占めてきた.その後,COIは信託法を超えた幅の広い概念になっている.COIの医学系研究における重要性を産学連携研究の歴史から紐解いてみる.
1970年代に,米国連邦政府の資金を用いた科学研究の成果は公共の知的財産とされ,誰でもが使用可能であり,米国は商品製造を活かす面において日本や欧州に遅れをとっていた.業を煮やした米国連邦政府は,公的資金による研究成果を研究機関・個人の知的財産にできるBayh-Dole Act(バイドール法)を1980年に制定した.その結果,大学における特許取得件数,TLO(Technology Licensing Organization;技術移転機関),ライセンス収入・件数,民間による大学への資金提供額が大幅に増加した.バイオテクノロジー分野のCohen-Boyer特許(スタンフォード大学,1980年)は,バクテリアを利用した遺伝子組み替え技術の特許であり,約2億5000万ドルのライセンス料をもたらしている.世界に冠たる情報伝達系のYahooやGoogleもスタンフォード大学の大学院生による起業であった.わが国でも1998年に「大学等技術移転措置法」,1999年に「産業活力再生特別措置法」(日本版バイドール条項)が制定され,産学連携研究が盛んになった.
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目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.395 - P.397
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.671 - P.671
あとがき フリーアクセス
著者: 黒田良祐
ページ範囲:P.680 - P.680
世界各地で感染が拡大する新型コロナウイルスは4月中旬の時点で世界的大流行,いわゆるパンデミックになりました.国内ではクラスター感染が各地で発生し,依然として陽性患者数は増え続けています.NBAをはじめ世界中のスポーツイベントは軒並み中止になり,世界中の整形外科関連研究会,学会も延期・中止になっています.東京オリンピックも延期となりました.この非常事態がいつになれば収束するのか,その終わりが見えません.世界中の人々が不安な日々を送っています.この号が皆様の手元に届く5月には収束の目処が立っていることを祈ります.
さて,本号は「臨床整形超音波学—エコー新時代,到来.」と題しまして,運動器エコー特集の増大号です.人体内部の可視化を可能にしたX線の登場から100年,その後開発されたMRIは軟部組織の描出を可能とし,整形外科を大きく変えてきました.そして今,エコーを用いた診断,治療が大きなブームになっています.患者様を前にして,直ちに人体内部の可視化ができ,被爆がなく低侵襲で,正確な診断,治療を可能にします.このエコーを整形外科領域でどう使いこなすか,帝京大学の笹原潤先生と横浜市立大学の宮武和馬先生に編集をいただきました.『はじめの一歩〈まずのぞいてみよう〉』から始まり,『ネクストステップ〈慣れてきたら困ること〉』,『マスターへの道 〈神経をセメる〉』,『達人オススメ! PTに学ぶ身体所見』と徐々にレベルアップしていただき,最後は『世界の運動器エコー事情』を実際に各国で実臨床を経験している先生方にご執筆いただきました.
基本情報

バックナンバー
59巻12号(2024年12月発行)
特集 初療対応からきれいな指再建まで 指尖部切断に対する治療
59巻10号(2024年10月発行)
特集 整形外科医のための臨床研究の進め方—立案から実施まで
59巻9号(2024年9月発行)
特集 変形性関節症に対するBiologics
59巻8号(2024年8月発行)
特集 脊損患者への投与が始まった脊髄再生医療—脊髄損傷患者に希望が見えるか
59巻7号(2024年7月発行)
特集 大規模レジストリーによる整形外科リアルワールドエビデンス構築
59巻6号(2024年6月発行)
特集 TKAにおける最新Topics
59巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 絶対! 整形外科外傷学
59巻4号(2024年4月発行)
特集 脊椎関節炎SpAを理解する—疾患概念・診断基準・最新治療
59巻3号(2024年3月発行)
特集 知ってると知らないでは大違い 実践! 踵部痛の診断と治療
59巻2号(2024年2月発行)
特集 ここまで来た! 胸郭出口症候群の診断と治療
59巻1号(2024年1月発行)
特集 はじめたい人と極めたい人のための 超音波ガイド下インターベンション
58巻12号(2023年12月発行)
特集 がん時代の整形外科必携! 骨転移診療アップデート
58巻11号(2023年11月発行)
特集 外傷性頚部症候群—診療の最前線
58巻10号(2023年10月発行)
特集 腱板断裂の治療戦略
58巻9号(2023年9月発行)
特集 脊椎内視鏡下手術の進化・深化
58巻8号(2023年8月発行)
特集 小児の上肢をいかに診るか—よくわかる,先天性障害・外傷の診察と治療の進め方
58巻7号(2023年7月発行)
特集 股関節鏡手術のエビデンス—治療成績の現状
58巻6号(2023年6月発行)
特集 FRIの診断と治療—骨折手術後感染の疑問に答える
58巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 できる整形外科医になる! 臨床力UP,整形外科診療のコツとエッセンス
58巻4号(2023年4月発行)
特集 疲労骨折からアスリートを守る—今,おさえておきたい“RED-S”
58巻3号(2023年3月発行)
特集 二次骨折予防に向けた治療管理
58巻2号(2023年2月発行)
特集 外反母趾診療ガイドライン改訂 外反母趾治療のトレンドを知る
58巻1号(2023年1月発行)
特集 医師の働き方改革 総チェック
57巻12号(2022年12月発行)
特集 大腿骨近位部骨折—最新トレンドとエキスパートの治療法
57巻11号(2022年11月発行)
特集 腰椎椎間板ヘルニアのCutting Edge
57巻10号(2022年10月発行)
特集 整形外科領域における人工知能の応用
57巻9号(2022年9月発行)
特集 わかる! 骨盤骨折(骨盤輪損傷) 診断+治療+エビデンスのUpdate
57巻8号(2022年8月発行)
特集 整形外科ロボット支援手術
57巻7号(2022年7月発行)
特集 整形外科医×関節リウマチ診療 今後の関わり方を考える
57巻6号(2022年6月発行)
特集 高齢者足部・足関節疾患 外来診療のコツとトピックス
57巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 もう悩まない こどもと思春期の整形外科診療
57巻4号(2022年4月発行)
特集 骨軟部組織感染症Update
57巻3号(2022年3月発行)
特集 診断・治療に難渋したPeriprosthetic Joint Infectionへの対応
57巻2号(2022年2月発行)
特集 ロコモティブシンドローム臨床判断値に基づいた整形外科診療
57巻1号(2022年1月発行)
特集 知っておきたい足関節周囲骨折の新展開
56巻12号(2021年12月発行)
特集 整形外科手術に活かす! 創傷治療最新ストラテジー
56巻11号(2021年11月発行)
特集 末梢神経の再建2021
56巻10号(2021年10月発行)
特集 脊椎転移の治療 最前線
56巻9号(2021年9月発行)
特集 膝周囲骨切り術を成功に導く基礎知識
56巻8号(2021年8月発行)
特集 外来で役立つ 足部・足関節の超音波診療
56巻7号(2021年7月発行)
特集 手外科と労災
56巻6号(2021年6月発行)
特集 ACL再断裂に対する治療戦略
56巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 整形外科 外来・当直 エマージェンシーマニュアル
56巻4号(2021年4月発行)
特集 成人脊柱変形 手術手技の考えかた・選びかた
56巻3号(2021年3月発行)
特集 骨折に対する積極的保存療法
56巻2号(2021年2月発行)
特集 ダメージ・コントロールとしての創外固定
56巻1号(2021年1月発行)
特集 パラスポーツ・メディシン入門
55巻12号(2020年12月発行)
特集 女性アスリートの運動器障害—悩みに答える
55巻11号(2020年11月発行)
特集 足部・足関節の画像解析—画像から病態を探る
55巻10号(2020年10月発行)
55巻9号(2020年9月発行)
特集 インプラント周囲骨折の治療戦略—THA・TKA・骨折後のプレート・髄内釘
55巻8号(2020年8月発行)
特集 整形外科×人工知能
55巻7号(2020年7月発行)
特集 脊椎手術—前方か後方か?
55巻6号(2020年6月発行)
特集 各種骨盤骨切り術とそのメリット
55巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 臨床整形超音波学—エコー新時代、到来。
55巻4号(2020年4月発行)
特集 人工関節周囲感染の現状と展望 国際コンセンサスを踏まえて
55巻3号(2020年3月発行)
特集 頚椎を含めたグローバルアライメント
55巻2号(2020年2月発行)
特集 整形外科の職業被曝
55巻1号(2020年1月発行)
特集 新しい概念 “軟骨下脆弱性骨折”からみえてきたこと
54巻12号(2019年12月発行)
誌上シンポジウム 患者の満足度を高める関節リウマチ手術
54巻11号(2019年11月発行)
誌上シンポジウム 腰椎前方アプローチ—その光と影
54巻10号(2019年10月発行)
誌上シンポジウム がん診療×整形外科「がんロコモ」
54巻9号(2019年9月発行)
誌上シンポジウム 肩腱板断裂 画像診断の進歩
54巻8号(2019年8月発行)
誌上シンポジウム 整形外科治療の費用対効果
54巻7号(2019年7月発行)
誌上シンポジウム 骨軟部腫瘍の薬物治療アップデート
54巻6号(2019年6月発行)
誌上シンポジウム 変形性膝関節症における関節温存手術
54巻5号(2019年5月発行)
誌上シンポジウム 整形外科を牽引する女性医師たち—男女共同参画
54巻4号(2019年4月発行)
誌上シンポジウム 超高齢社会における脊椎手術
54巻3号(2019年3月発行)
誌上シンポジウム サルコペニアと整形外科
54巻2号(2019年2月発行)
誌上シンポジウム 足部・足関節疾患と外傷に対する保存療法 Evidence-Based Conservative Treatment
54巻1号(2019年1月発行)
誌上シンポジウム 小児の脊柱変形と脊椎疾患—診断・治療の急所
53巻12号(2018年12月発行)
誌上シンポジウム 外傷における人工骨の臨床
53巻11号(2018年11月発行)
誌上シンポジウム 椎間板研究の最前線
53巻10号(2018年10月発行)
誌上シンポジウム 原発巣別転移性骨腫瘍の治療戦略
53巻9号(2018年9月発行)
誌上シンポジウム 外反母趾の成績不良例から学ぶ
53巻8号(2018年8月発行)
誌上シンポジウム 椎弓形成術 アップデート
53巻7号(2018年7月発行)
誌上シンポジウム 膝前十字靱帯のバイオメカニクス
53巻6号(2018年6月発行)
誌上シンポジウム 変形性足関節症のフロントライン
53巻5号(2018年5月発行)
誌上シンポジウム 外傷後・術後骨髄炎の治療
53巻4号(2018年4月発行)
誌上シンポジウム 骨粗鬆症性脊椎骨折の治療 Cutting Edge
53巻3号(2018年3月発行)
誌上シンポジウム THAの低侵襲性と大腿骨ステム選択
53巻2号(2018年2月発行)
誌上シンポジウム 骨関節外科への3Dプリンティングの応用
53巻1号(2018年1月発行)
誌上シンポジウム 脂肪幹細胞と運動器再生
52巻12号(2017年12月発行)
誌上シンポジウム 慢性腰痛のサイエンス
52巻11号(2017年11月発行)
52巻10号(2017年10月発行)
52巻9号(2017年9月発行)
誌上シンポジウム パーキンソン病と疼痛
52巻8号(2017年8月発行)
誌上シンポジウム 創外固定でどこまでできるか?
52巻7号(2017年7月発行)
誌上シンポジウム 認知症の痛み
52巻6号(2017年6月発行)
52巻5号(2017年5月発行)
誌上シンポジウム 成人脊柱変形の目指すポイント PI-LL≦10°,PT<20°はすべての年齢層に当てはまるのか
52巻4号(2017年4月発行)
52巻3号(2017年3月発行)
誌上シンポジウム 股関節疾患の保存的治療とリハビリテーション
52巻2号(2017年2月発行)
誌上シンポジウム リバース型人工肩関節手術でわかったこと
52巻1号(2017年1月発行)
誌上シンポジウム 胸椎OPLL手術の最前線
51巻12号(2016年12月発行)
51巻11号(2016年11月発行)
誌上シンポジウム 骨粗鬆症診療—整形外科からの発信
51巻10号(2016年10月発行)
誌上シンポジウム 高気圧酸素治療の現状と可能性
51巻9号(2016年9月発行)
誌上シンポジウム THAのアプローチ
51巻8号(2016年8月発行)
誌上シンポジウム 脊椎診療ガイドライン—特徴と導入効果
51巻7号(2016年7月発行)
誌上シンポジウム 脊椎腫瘍 最近の話題
51巻6号(2016年6月発行)
51巻5号(2016年5月発行)
誌上シンポジウム 整形外科と慢性腎不全
51巻4号(2016年4月発行)
誌上シンポジウム THA後感染の予防・診断・治療の最前線
51巻3号(2016年3月発行)
誌上シンポジウム 半月変性断裂に対する治療
51巻2号(2016年2月発行)
誌上シンポジウム MISの功罪
51巻1号(2016年1月発行)
50巻12号(2015年12月発行)
特集 世界にインパクトを与えた日本の整形外科
50巻11号(2015年11月発行)
誌上シンポジウム 成人脊柱変形へのアプローチ
50巻10号(2015年10月発行)
誌上シンポジウム 人工骨移植の現状と展望
50巻9号(2015年9月発行)
誌上シンポジウム Life is Motion—整形外科医が知りたい筋肉の科学
50巻8号(2015年8月発行)
誌上シンポジウム 反復性肩関節脱臼後のスポーツ復帰
50巻7号(2015年7月発行)
50巻6号(2015年6月発行)
50巻5号(2015年5月発行)
誌上シンポジウム 股関節鏡の現状と可能性
50巻4号(2015年4月発行)
誌上シンポジウム 難治性テニス肘はこうみる
50巻3号(2015年3月発行)
誌上シンポジウム 骨軟部腫瘍における画像評価最前線
50巻2号(2015年2月発行)
誌上シンポジウム 関節リウマチ—生物学的製剤使用で変化したこと
50巻1号(2015年1月発行)
49巻12号(2014年12月発行)
49巻11号(2014年11月発行)
誌上シンポジウム 運動器画像診断の進歩
49巻10号(2014年10月発行)
誌上シンポジウム 検診からわかる整形外科疾患
49巻9号(2014年9月発行)
誌上シンポジウム 骨粗鬆症に対する治療戦略
49巻8号(2014年8月発行)
49巻7号(2014年7月発行)
49巻6号(2014年6月発行)
誌上シンポジウム MIS人工膝関節置換術の現状と展望
49巻5号(2014年5月発行)
49巻4号(2014年4月発行)
誌上シンポジウム 整形外科外傷治療の進歩
49巻3号(2014年3月発行)
誌上シンポジウム 良性腫瘍に対する最新の治療戦略
49巻2号(2014年2月発行)
49巻1号(2014年1月発行)
誌上シンポジウム 下肢壊疽の最新治療
48巻12号(2013年12月発行)
誌上シンポジウム 慢性疼痛と原因療法―どこまで追究が可能か
48巻11号(2013年11月発行)
48巻10号(2013年10月発行)
誌上シンポジウム 低出力超音波パルス(LIPUS)による骨折治療―基礎と臨床における最近の話題
48巻9号(2013年9月発行)
48巻8号(2013年8月発行)
48巻7号(2013年7月発行)
誌上シンポジウム 転移性骨腫瘍―治療の進歩
48巻6号(2013年6月発行)
48巻5号(2013年5月発行)
48巻4号(2013年4月発行)
誌上シンポジウム 腰椎変性側弯症の手術―現状と課題
48巻3号(2013年3月発行)
誌上シンポジウム 創外固定の将来展望
48巻2号(2013年2月発行)
誌上シンポジウム 高齢者の腱板断裂
48巻1号(2013年1月発行)
47巻12号(2012年12月発行)
誌上シンポジウム 高位脛骨骨切り術の適応と限界
47巻11号(2012年11月発行)
誌上シンポジウム 橈骨遠位端骨折の治療
47巻10号(2012年10月発行)
誌上シンポジウム 内視鏡診断・治療の最前線
47巻9号(2012年9月発行)
誌上シンポジウム 脊椎脊髄手術の医療安全
47巻8号(2012年8月発行)
誌上シンポジウム 難治性足部スポーツ傷害の治療
47巻7号(2012年7月発行)
47巻6号(2012年6月発行)
誌上シンポジウム 難治性良性腫瘍の治療
47巻5号(2012年5月発行)
誌上シンポジウム 重度後縦靱帯骨化症に対する術式選択と合併症
47巻4号(2012年4月発行)
誌上シンポジウム 壮年期変形性股関節症の診断と関節温存療法
47巻3号(2012年3月発行)
誌上シンポジウム 大震災と整形外科医
47巻2号(2012年2月発行)
47巻1号(2012年1月発行)
誌上シンポジウム 整形外科領域における蛍光イメージング
46巻12号(2011年12月発行)
46巻11号(2011年11月発行)
46巻10号(2011年10月発行)
46巻9号(2011年9月発行)
誌上シンポジウム 生物学的製剤が与えた関節リウマチの病態・治療の変化
46巻8号(2011年8月発行)
46巻7号(2011年7月発行)
46巻6号(2011年6月発行)
誌上シンポジウム 腰部脊柱管狭窄[症]に対する手術戦略
46巻5号(2011年5月発行)
46巻4号(2011年4月発行)
誌上シンポジウム 運動器の慢性疼痛に対する薬物療法の新展開
46巻3号(2011年3月発行)
46巻2号(2011年2月発行)
46巻1号(2011年1月発行)
45巻12号(2010年12月発行)
誌上シンポジウム 小児の肩関節疾患
45巻11号(2010年11月発行)
45巻10号(2010年10月発行)
誌上シンポジウム 骨粗鬆症診断・治療の新展開
45巻9号(2010年9月発行)
誌上シンポジウム 軟骨再生―基礎と臨床
45巻8号(2010年8月発行)
誌上シンポジウム 四肢のしびれ感
45巻7号(2010年7月発行)
45巻6号(2010年6月発行)
誌上シンポジウム 整形外科領域における抗菌薬の使い方
45巻5号(2010年5月発行)
誌上シンポジウム 整形外科医の未来像―多様化したニーズへの対応
45巻4号(2010年4月発行)
45巻3号(2010年3月発行)
誌上シンポジウム 軟部腫瘍の診断と治療
45巻2号(2010年2月発行)
誌上シンポジウム 肩腱板不全断裂
45巻1号(2010年1月発行)
誌上シンポジウム 慢性腰痛症の保存的治療
44巻12号(2009年12月発行)
44巻11号(2009年11月発行)
44巻10号(2009年10月発行)
誌上シンポジウム 整形外科術後感染の実態と予防対策
44巻9号(2009年9月発行)
誌上シンポジウム 高齢者骨折と転倒予防
44巻8号(2009年8月発行)
誌上シンポジウム 創傷処置に関する最近の進歩
44巻7号(2009年7月発行)
44巻6号(2009年6月発行)
44巻5号(2009年5月発行)
誌上シンポジウム プレート骨接合術―従来型かLCPか
44巻4号(2009年4月発行)
44巻3号(2009年3月発行)
44巻2号(2009年2月発行)
誌上シンポジウム 膝骨壊死の病態と治療
44巻1号(2009年1月発行)
誌上シンポジウム 整形外科における人工骨移植の現状と展望
43巻12号(2008年12月発行)
43巻11号(2008年11月発行)
誌上シンポジウム 外傷性肩関節脱臼
43巻10号(2008年10月発行)
誌上シンポジウム 発育期大腿骨頭の壊死性病変への対応
43巻9号(2008年9月発行)
43巻8号(2008年8月発行)
誌上シンポジウム 腰椎変性側弯の治療選択
43巻7号(2008年7月発行)
誌上シンポジウム 人工股関節術後の骨折の治療
43巻6号(2008年6月発行)
誌上シンポジウム 胸椎後縦靱帯骨化症の治療―最近の進歩
43巻5号(2008年5月発行)
誌上シンポジウム 手・肘関節鏡手術の現況と展望
43巻4号(2008年4月発行)
誌上シンポジウム 骨粗鬆症性脊椎骨折の病態
43巻3号(2008年3月発行)
誌上シンポジウム 変形性手関節症の治療
43巻2号(2008年2月発行)
誌上シンポジウム 整形外科手術におけるコンピュータナビゲーション支援
43巻1号(2008年1月発行)
誌上シンポジウム 高齢者(80歳以上)に対する人工膝関節置換術
42巻12号(2007年12月発行)
42巻11号(2007年11月発行)
42巻10号(2007年10月発行)
誌上シンポジウム 外傷性頚部症候群―最近の進歩
42巻9号(2007年9月発行)
誌上シンポジウム 骨折治療の最新知見―小侵襲骨接合術とNavigation system
42巻8号(2007年8月発行)
42巻7号(2007年7月発行)
誌上シンポジウム 人工股関節手術における骨セメント使用時の工夫と問題点
42巻6号(2007年6月発行)
誌上シンポジウム 整形外科疾患における痛みの研究
42巻5号(2007年5月発行)
誌上シンポジウム 肩こりの病態と治療
42巻4号(2007年4月発行)
誌上シンポジウム 関節軟骨とヒアルロン酸
42巻3号(2007年3月発行)
誌上シンポジウム 腰椎椎間板ヘルニア治療の最前線
42巻2号(2007年2月発行)
42巻1号(2007年1月発行)
誌上シンポジウム 変形性膝関節症―最近の進歩
41巻12号(2006年12月発行)
誌上シンポジウム 肘不安定症の病態と治療
41巻11号(2006年11月発行)
41巻10号(2006年10月発行)
41巻9号(2006年9月発行)
41巻8号(2006年8月発行)
誌上シンポジウム 腰部脊柱管狭窄症―最近の進歩
41巻7号(2006年7月発行)
誌上シンポジウム 運動器リハビリテーションの効果
41巻6号(2006年6月発行)
41巻5号(2006年5月発行)
41巻4号(2006年4月発行)
特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2006(第34回日本脊椎脊髄病学会より)
41巻3号(2006年3月発行)
41巻2号(2006年2月発行)
誌上シンポジウム de Quervain病の治療
41巻1号(2006年1月発行)
40巻12号(2005年12月発行)
40巻11号(2005年11月発行)
誌上シンポジウム 整形外科疾患における骨代謝マーカーの応用
40巻10号(2005年10月発行)
誌上シンポジウム 関節鏡を用いた腱板断裂の治療
40巻9号(2005年9月発行)
特別シンポジウム どうする日本の医療
40巻8号(2005年8月発行)
誌上シンポジウム 整形外科におけるリスクマネジメント
40巻7号(2005年7月発行)
40巻6号(2005年6月発行)
誌上シンポジウム 脊柱短縮術
40巻5号(2005年5月発行)
40巻4号(2005年4月発行)
特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2005(第33回日本脊椎脊髄病学会より)
40巻3号(2005年3月発行)
40巻2号(2005年2月発行)
誌上シンポジウム 前腕回旋障害の病態と治療
40巻1号(2005年1月発行)
39巻12号(2004年12月発行)
誌上シンポジウム 小児大腿骨頚部骨折の治療法とその成績
39巻11号(2004年11月発行)
39巻10号(2004年10月発行)
誌上シンポジウム 関節リウマチ頚椎病変の病態・治療・予後
39巻9号(2004年9月発行)
39巻8号(2004年8月発行)
誌上シンポジウム 診療ガイドラインの方向性―臨床に役立つガイドラインとは
39巻7号(2004年7月発行)
39巻6号(2004年6月発行)
39巻5号(2004年5月発行)
シンポジウム 手指の関節外骨折
39巻4号(2004年4月発行)
特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2004(第32回日本脊椎脊髄病学会より)
39巻3号(2004年3月発行)
39巻2号(2004年2月発行)
39巻1号(2004年1月発行)
シンポジウム 外傷に対するプライマリケア―保存療法を中心に
38巻12号(2003年12月発行)
38巻11号(2003年11月発行)
シンポジウム RSDを含む頑固なneuropathic painの病態と治療
38巻10号(2003年10月発行)
シンポジウム 整形外科医療におけるリスクマネジメント
38巻9号(2003年9月発行)
シンポジウム 全人工肩関節置換術の成績
38巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 難治性骨折の治療
38巻7号(2003年7月発行)
38巻6号(2003年6月発行)
シンポジウム 脊椎転移癌に対する治療法の選択
38巻5号(2003年5月発行)
シンポジウム 外傷に伴う呼吸器合併症の予防と治療
38巻4号(2003年4月発行)
特集 脊椎脊髄病学最近の進歩 2003(第31回日本脊椎脊髄病学会より)
38巻3号(2003年3月発行)
シンポジウム 腰椎変性すべり症の治療
38巻2号(2003年2月発行)
シンポジウム 膝複合靱帯損傷に対する保存療法および観血的治療の選択
38巻1号(2003年1月発行)
37巻12号(2002年12月発行)
37巻11号(2002年11月発行)
シンポジウム 手術支援ロボティックシステム
37巻10号(2002年10月発行)
37巻9号(2002年9月発行)
シンポジウム 橈骨遠位端骨折の保存的治療のこつと限界
37巻8号(2002年8月発行)
37巻7号(2002年7月発行)
37巻6号(2002年6月発行)
シンポジウム スポーツ肩障害の病態と治療
37巻5号(2002年5月発行)
シンポジウム 縮小手術への挑戦―縮小手術はどこまで可能か
37巻4号(2002年4月発行)
特集 脊椎脊髄病学最近の進歩(第30回日本脊椎脊髄病学会より)
37巻3号(2002年3月発行)
37巻2号(2002年2月発行)
37巻1号(2002年1月発行)
シンポジウム 足関節捻挫後遺障害の病態と治療
36巻12号(2001年12月発行)
シンポジウム 手根部骨壊死疾患の病態と治療
36巻11号(2001年11月発行)
シンポジウム 頚肩腕症候群と肩こり―疾患概念とその病態
36巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 下肢長管骨骨折に対するminimally invasive surgery
36巻9号(2001年9月発行)
36巻8号(2001年8月発行)
36巻7号(2001年7月発行)
36巻6号(2001年6月発行)
シンポジウム 膝複合靭帯損傷の診断と治療
36巻5号(2001年5月発行)
36巻4号(2001年4月発行)
特集 脊椎外科最近の進歩―主題とパネル演題を中心に(第29回日本脊椎外科学会より)
36巻3号(2001年3月発行)
36巻2号(2001年2月発行)
シンポジウム 舟状骨偽関節に対する治療
36巻1号(2001年1月発行)
35巻13号(2000年12月発行)
シンポジウム 21世記の整形外科移植医療~その基礎から臨床応用に向けて
35巻12号(2000年11月発行)
35巻11号(2000年10月発行)
シンポジウム スポーツによる肘関節障害の診断・治療
35巻10号(2000年9月発行)
35巻9号(2000年8月発行)
35巻8号(2000年7月発行)
35巻7号(2000年6月発行)
35巻6号(2000年5月発行)
35巻5号(2000年4月発行)
特集 脊椎外科最近の進歩―長期予後からみた問題点を中心として―(第28回日本脊椎外科学会より)
35巻4号(2000年3月発行)
35巻3号(2000年2月発行)
シンポジウム 変形性膝関節症の病態からみた治療法の選択
35巻2号(2000年2月発行)
35巻1号(2000年1月発行)
34巻12号(1999年12月発行)
シンポジウム 脊椎内視鏡手術―最近の進歩
34巻11号(1999年11月発行)
シンポジウム 日本における新しい人工股関節の開発
34巻10号(1999年10月発行)
34巻9号(1999年9月発行)
34巻8号(1999年8月発行)
34巻7号(1999年7月発行)
34巻6号(1999年6月発行)
シンポジウム 整形外科と運動療法
34巻5号(1999年5月発行)
34巻4号(1999年4月発行)
特集 脊椎外科最近の進捗―脊椎骨切り術と脊椎再建を中心として―(第27回日本脊椎外科学会より)
34巻3号(1999年3月発行)
シンポジウム オステオポローシスの評価と治療方針
34巻2号(1999年2月発行)
シンポジウム 日本における新しい人工膝関節の開発
34巻1号(1999年1月発行)
33巻12号(1998年12月発行)
33巻11号(1998年11月発行)
33巻10号(1998年10月発行)
33巻9号(1998年9月発行)
33巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 骨組織に対する力学的負荷とその制御―日常臨床に生かす視点から
33巻7号(1998年7月発行)
33巻6号(1998年6月発行)
33巻5号(1998年5月発行)
33巻4号(1998年4月発行)
特集 脊椎外科最近の進歩―OPLLを中心として―(第26回日本脊椎外科学会より)
33巻3号(1998年3月発行)
シンポジウム 大きな骨欠損に対する各種治療法の利害得失
33巻2号(1998年2月発行)
シンポジウム 人工股関節置換術の再手術における私の工夫
33巻1号(1998年1月発行)
32巻12号(1997年12月発行)
32巻11号(1997年11月発行)
シンポジウム 腰椎変性疾患に対するspinal instrumentation―適応と問題点―
32巻10号(1997年10月発行)
32巻9号(1997年9月発行)
32巻8号(1997年8月発行)
32巻7号(1997年7月発行)
32巻6号(1997年6月発行)
32巻5号(1997年5月発行)
32巻4号(1997年4月発行)
特集 脊椎外科最近の進歩(第25回日本脊椎外科学会より)
32巻3号(1997年3月発行)
32巻2号(1997年2月発行)
シンポジウム 脊柱側弯症に対する最近の手術療法
32巻1号(1997年1月発行)
シンポジウム 骨肉腫の診断と治療のトピックス
31巻12号(1996年12月発行)
31巻11号(1996年11月発行)
31巻10号(1996年10月発行)
31巻9号(1996年9月発行)
31巻8号(1996年8月発行)
31巻7号(1996年7月発行)
31巻6号(1996年6月発行)
31巻5号(1996年5月発行)
31巻4号(1996年4月発行)
特集 脊椎外傷の最近の進歩(上位頚椎を除く)(第24回日本脊椎外科学会より)
31巻3号(1996年3月発行)
31巻2号(1996年2月発行)
31巻1号(1996年1月発行)
シンポジウム 腰椎変性すべり症の手術
30巻12号(1995年12月発行)
30巻11号(1995年11月発行)
30巻10号(1995年10月発行)
30巻9号(1995年9月発行)
30巻8号(1995年8月発行)
30巻7号(1995年7月発行)
シンポジウム 原発性脊椎悪性腫瘍の治療
30巻6号(1995年6月発行)
30巻5号(1995年5月発行)
30巻4号(1995年4月発行)
特集 上位頚椎疾患―その病態と治療(第23回日本脊椎外科学会より)
30巻3号(1995年3月発行)
シンポジウム 膝関節のUnicompartmental Arthroplasty
30巻2号(1995年2月発行)
シンポジウム 機能的電気刺激(FES)の理論と実際
30巻1号(1995年1月発行)
シンポジウム 長期成績からみたBipolar型人工股関節の適応の再検討
29巻12号(1994年12月発行)
29巻11号(1994年11月発行)
29巻10号(1994年10月発行)
29巻9号(1994年9月発行)
29巻8号(1994年8月発行)
29巻7号(1994年7月発行)
シンポジウム 慢性関節リウマチ頚椎病変
29巻6号(1994年6月発行)
シンポジウム 変性腰部脊柱管狭窄症の手術的治療と長期成績
29巻5号(1994年5月発行)
29巻4号(1994年4月発行)
特集 椎間板―基礎と臨床(第22回日本脊椎外科学会より)
29巻3号(1994年3月発行)
29巻2号(1994年2月発行)
シンポジウム 反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)をめぐって
29巻1号(1994年1月発行)
シンポジウム 関節スポーツ外傷の診断と治療―最近の進歩
28巻12号(1993年12月発行)
28巻11号(1993年11月発行)
28巻10号(1993年10月発行)
28巻9号(1993年9月発行)
28巻8号(1993年8月発行)
28巻7号(1993年7月発行)
28巻6号(1993年6月発行)
28巻5号(1993年5月発行)
28巻4号(1993年4月発行)
特集 痛みをとらえる(第21回日本脊椎外科学会より)
28巻3号(1993年3月発行)
シンポジウム 癌性疼痛に対する各種治療法の適応と限界
28巻2号(1993年2月発行)
28巻1号(1993年1月発行)
シンポジウム 外反母趾の治療
27巻12号(1992年12月発行)
27巻11号(1992年11月発行)
シンポジウム 膝十字靱帯再建における素材の選択
27巻10号(1992年10月発行)
27巻9号(1992年9月発行)
27巻8号(1992年8月発行)
27巻7号(1992年7月発行)
27巻6号(1992年6月発行)
27巻5号(1992年5月発行)
シンポジウム ペルテス病の長期予後
27巻4号(1992年4月発行)
特集 主題・腰部脊柱管狭窄症/パネルI・脊椎転移性腫瘍の手術的治療/パネルII・脊椎脊髄MRI診断(第20回日本脊椎外科学会より)
27巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 頸部脊柱管拡大術の長期成績
27巻2号(1992年2月発行)
27巻1号(1992年1月発行)
26巻12号(1991年12月発行)
26巻11号(1991年11月発行)
26巻10号(1991年10月発行)
シンポジウム 脊髄損傷の神経病理とMRI画像
26巻9号(1991年9月発行)
26巻8号(1991年8月発行)
26巻7号(1991年7月発行)
26巻6号(1991年6月発行)
シンポジウム 悪性骨軟部腫瘍への挑戦
26巻5号(1991年5月発行)
シンポジウム 先天性股関節脱臼に対する牽引療法―その方法と後療法を具体的に
26巻4号(1991年4月発行)
特集 主題I:Spinal Dysraphism/主題II:Pedicular Screwing(第19回日本脊椎外科学会より)
26巻3号(1991年3月発行)
26巻2号(1991年2月発行)
シンポジウム 先天性股関節脱臼に対する治療法の限界と展望
26巻1号(1991年1月発行)
25巻12号(1990年12月発行)
25巻11号(1990年11月発行)
25巻10号(1990年10月発行)
25巻9号(1990年9月発行)
シンポジウム 機能的電気刺激(FES)の基礎と臨床
25巻8号(1990年8月発行)
25巻7号(1990年7月発行)
25巻6号(1990年6月発行)
25巻5号(1990年5月発行)
25巻4号(1990年4月発行)
特集 不安定腰椎(第18回日本脊椎外科研究会より)
25巻3号(1990年3月発行)
シンポジウム 予防処置導入後の乳児先天股脱
25巻2号(1990年2月発行)
25巻1号(1990年1月発行)
シンポジウム 全人工股関節置換術―セメント使用と非使用:その得失―
24巻12号(1989年12月発行)
24巻11号(1989年11月発行)
24巻10号(1989年10月発行)
24巻9号(1989年9月発行)
24巻8号(1989年8月発行)
24巻7号(1989年7月発行)
24巻6号(1989年6月発行)
24巻5号(1989年5月発行)
シンポジウム Rb法の限界
24巻4号(1989年4月発行)
特集 不安定頸椎—基礎と臨床—(第17回日本脊髄外科研究会より)
24巻3号(1989年3月発行)
24巻2号(1989年2月発行)
24巻1号(1989年1月発行)
シンポジウム 広範囲腱板断裂の再建
23巻12号(1988年12月発行)
23巻11号(1988年11月発行)
23巻10号(1988年10月発行)
シンポジウム 大腿骨頭壊死症の最近の進歩
23巻9号(1988年9月発行)
シンポジウム 変形性股関節症に対するBipolar型人工骨頭の臨床応用
23巻8号(1988年8月発行)
23巻7号(1988年7月発行)
23巻6号(1988年6月発行)
23巻5号(1988年5月発行)
23巻4号(1988年4月発行)
特集 脊柱管内靱帯骨化の病態と治療(第16回日本脊椎外科研究会より)
23巻3号(1988年3月発行)
23巻2号(1988年2月発行)
シンポジウム 日本におけるスポーツ整形外科の現状と将来
23巻1号(1988年1月発行)
22巻12号(1987年12月発行)
22巻11号(1987年11月発行)
22巻10号(1987年10月発行)
シンポジウム 骨肉腫の患肢温存療法
22巻9号(1987年9月発行)
22巻8号(1987年8月発行)
シンポジウム 椎間板注入療法の基礎
22巻7号(1987年7月発行)
シンポジウム 多発骨傷
22巻6号(1987年6月発行)
22巻5号(1987年5月発行)
シンポジウム 人工膝関節の長期成績
22巻4号(1987年4月発行)
特集 腰仙部根症状の発症機序—基礎と臨床—(第15回日本脊椎外科研究会より)
22巻3号(1987年3月発行)
シンポジウム 骨悪性線維性組織球腫
22巻2号(1987年2月発行)
シンポジウム 陳旧性肘関節周囲骨折の治療
22巻1号(1987年1月発行)
シンポジウム 陳旧性膝関節重度靱帯損傷の治療
21巻12号(1986年12月発行)
シンポジウム セメントレス人工股関節
21巻11号(1986年11月発行)
シンポジウム Bioactive Ceramics研究における最近の進歩
21巻10号(1986年10月発行)
シンポジウム 骨軟骨移植の進歩
21巻9号(1986年9月発行)
21巻8号(1986年8月発行)
21巻7号(1986年7月発行)
シンポジウム 頸椎多数回手術例の検討
21巻6号(1986年6月発行)
21巻5号(1986年5月発行)
21巻4号(1986年4月発行)
特集 脊椎・脊髄外科診断学の進歩(第14回日本脊椎外科研究会より)
21巻3号(1986年3月発行)
21巻2号(1986年2月発行)
21巻1号(1986年1月発行)
シンポジウム 骨盤臼蓋の発育
20巻12号(1985年12月発行)
20巻11号(1985年11月発行)
シンポジウム 骨肉腫の化学療法
20巻10号(1985年10月発行)
20巻9号(1985年9月発行)
20巻8号(1985年8月発行)
20巻7号(1985年7月発行)
シンポジウム 骨巨細胞腫の診断と治療
20巻6号(1985年6月発行)
20巻5号(1985年5月発行)
シンポジウム 人工股関節再置換術の問題点
20巻4号(1985年4月発行)
特集 Spinal Instrumentation(第13回脊椎外科研究会より)
20巻3号(1985年3月発行)
20巻2号(1985年2月発行)
20巻1号(1985年1月発行)
19巻12号(1984年12月発行)
19巻11号(1984年11月発行)
19巻10号(1984年10月発行)
19巻9号(1984年9月発行)
19巻8号(1984年8月発行)
19巻7号(1984年7月発行)
19巻6号(1984年6月発行)
特集 小児股関節(第22回先天股脱研究会より)
19巻5号(1984年5月発行)
19巻4号(1984年4月発行)
特集 頸部脊椎症(第12回脊椎外科研究会より)
19巻3号(1984年3月発行)
19巻2号(1984年2月発行)
19巻1号(1984年1月発行)
シンポジウム 関節鏡視下手術
18巻13号(1983年12月発行)
シンポジウム 電気刺激による骨形成
18巻12号(1983年11月発行)
18巻11号(1983年10月発行)
シンポジウム 四肢軟部腫瘍
18巻10号(1983年9月発行)
18巻9号(1983年8月発行)
シンポジウム 悪性軟部腫瘍の病理診断をめぐって
18巻8号(1983年7月発行)
18巻7号(1983年7月発行)
18巻6号(1983年6月発行)
シンポジウム 先天股脱初期整復後の側方化
18巻5号(1983年5月発行)
18巻4号(1983年4月発行)
特集 上位頸椎部の諸問題
18巻3号(1983年3月発行)
18巻2号(1983年2月発行)
18巻1号(1983年1月発行)
17巻12号(1982年12月発行)
17巻11号(1982年11月発行)
シンポジウム 人工股関節再手術例の検討
17巻10号(1982年10月発行)
17巻9号(1982年9月発行)
17巻8号(1982年8月発行)
17巻7号(1982年7月発行)
17巻6号(1982年6月発行)
17巻5号(1982年5月発行)
17巻4号(1982年4月発行)
特集 脊椎分離症・辷り症
17巻3号(1982年3月発行)
17巻2号(1982年2月発行)
17巻1号(1982年1月発行)
16巻12号(1981年12月発行)
シンポジウム 動揺性肩関節
16巻11号(1981年11月発行)
シンポジウム 特発性大腿骨頭壊死
16巻10号(1981年10月発行)
16巻9号(1981年9月発行)
シンポジウム 義肢装具をめぐる諸問題
16巻8号(1981年8月発行)
シンポジウム 脱臼ペルテスとペルテス病
16巻7号(1981年7月発行)
16巻6号(1981年6月発行)
シンポジウム 腰部脊柱管狭窄—ことにdegenerative stenosisの診断と治療
16巻5号(1981年5月発行)
16巻4号(1981年4月発行)
特集 Multiply operated back
16巻3号(1981年3月発行)
シンポジウムII Riemenbügel法不成功例の原因と対策
16巻2号(1981年2月発行)
シンポジウム 人工股関節置換術—この10年の結果をふりかえって
16巻1号(1981年1月発行)
シンポジウム 胸椎部脊椎管狭窄症の病態と治療
15巻12号(1980年12月発行)
15巻11号(1980年11月発行)
15巻10号(1980年10月発行)
15巻9号(1980年9月発行)
15巻8号(1980年8月発行)
15巻7号(1980年7月発行)
15巻6号(1980年6月発行)
15巻5号(1980年5月発行)
シンポジウム 先天股脱の予防
15巻4号(1980年4月発行)
シンポジウム CTと整形外科
15巻3号(1980年3月発行)
特集 脊椎腫瘍(第8回脊椎外科研究会より)
15巻2号(1980年2月発行)
15巻1号(1980年1月発行)
14巻12号(1979年12月発行)
14巻11号(1979年11月発行)
14巻10号(1979年10月発行)
14巻9号(1979年9月発行)
シンポジウム 最近の抗リウマチ剤の動向
14巻8号(1979年8月発行)
14巻7号(1979年7月発行)
シンポジウム 五十肩の治療
14巻6号(1979年6月発行)
14巻5号(1979年5月発行)
14巻4号(1979年4月発行)
特集 脊椎外傷—早期の病態・診断・治療—(第7回脊椎外科研究会より)
14巻3号(1979年3月発行)
14巻2号(1979年2月発行)
14巻1号(1979年1月発行)
13巻12号(1978年12月発行)
13巻11号(1978年11月発行)
13巻10号(1978年10月発行)
13巻9号(1978年9月発行)
13巻8号(1978年8月発行)
13巻7号(1978年7月発行)
13巻6号(1978年6月発行)
13巻5号(1978年5月発行)
13巻4号(1978年4月発行)
特集 脊椎の炎症性疾患
13巻3号(1978年3月発行)
13巻2号(1978年2月発行)
13巻1号(1978年1月発行)
12巻12号(1977年12月発行)
12巻11号(1977年11月発行)
12巻10号(1977年10月発行)
12巻9号(1977年9月発行)
12巻8号(1977年8月発行)
12巻7号(1977年7月発行)
12巻6号(1977年6月発行)
12巻5号(1977年5月発行)
12巻4号(1977年4月発行)
特集 胸椎部ミエロパチー
12巻3号(1977年3月発行)
12巻2号(1977年2月発行)
12巻1号(1977年1月発行)
11巻12号(1976年12月発行)
11巻11号(1976年11月発行)
11巻10号(1976年10月発行)
11巻9号(1976年9月発行)
11巻8号(1976年8月発行)
特集 腰部脊柱管狭窄の諸問題
11巻7号(1976年7月発行)
11巻6号(1976年6月発行)
11巻5号(1976年5月発行)
11巻4号(1976年4月発行)
11巻3号(1976年3月発行)
11巻2号(1976年2月発行)
シンポジウム Silicone rod
11巻1号(1976年1月発行)
10巻12号(1975年12月発行)
特集II Myelopathy・Radiculopathy
10巻11号(1975年11月発行)
シンポジウム 頸部脊椎症性ミエロパチー
10巻10号(1975年10月発行)
シンポジウム 関節軟骨の病態
10巻9号(1975年9月発行)
10巻8号(1975年8月発行)
10巻7号(1975年7月発行)
シンポジウム 慢性関節リウマチの前足部変形に対する治療
10巻6号(1975年6月発行)
10巻5号(1975年5月発行)
10巻4号(1975年4月発行)
10巻3号(1975年3月発行)
10巻2号(1975年2月発行)
10巻1号(1975年1月発行)
9巻12号(1974年12月発行)
9巻11号(1974年11月発行)
特集 脊椎外科(第1回脊椎外科研究会より)
9巻10号(1974年10月発行)
9巻9号(1974年9月発行)
9巻8号(1974年8月発行)
9巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 変形性股関節症の手術療法
9巻6号(1974年6月発行)
9巻5号(1974年5月発行)
9巻4号(1974年4月発行)
9巻3号(1974年3月発行)
9巻2号(1974年2月発行)
9巻1号(1974年1月発行)
8巻12号(1973年12月発行)
8巻11号(1973年11月発行)
8巻10号(1973年10月発行)
シンポジウム 移植皮膚の生態
8巻9号(1973年9月発行)
8巻8号(1973年8月発行)
8巻7号(1973年7月発行)
8巻6号(1973年6月発行)
8巻5号(1973年5月発行)
シンポジウム 顔面外傷
8巻4号(1973年4月発行)
8巻3号(1973年3月発行)
8巻2号(1973年2月発行)
シンポジウム 乳幼児先天股脱の手術療法
8巻1号(1973年1月発行)
7巻12号(1972年12月発行)
7巻11号(1972年11月発行)
7巻10号(1972年10月発行)
シンポジウム 膝の人工関節
7巻9号(1972年9月発行)
7巻8号(1972年8月発行)
7巻7号(1972年7月発行)
7巻6号(1972年6月発行)
7巻5号(1972年5月発行)
7巻4号(1972年4月発行)
7巻3号(1972年3月発行)
7巻2号(1972年2月発行)
7巻1号(1972年1月発行)
6巻12号(1971年12月発行)
6巻11号(1971年11月発行)
6巻10号(1971年10月発行)
6巻9号(1971年9月発行)
6巻8号(1971年8月発行)
6巻7号(1971年7月発行)
シンポジウム 四肢末梢血管障害
6巻6号(1971年6月発行)
6巻5号(1971年5月発行)
6巻4号(1971年4月発行)
6巻3号(1971年3月発行)
6巻2号(1971年2月発行)
6巻1号(1971年1月発行)
5巻12号(1970年12月発行)
5巻11号(1970年11月発行)
5巻10号(1970年10月発行)
5巻9号(1970年9月発行)
5巻8号(1970年8月発行)
5巻7号(1970年7月発行)
5巻6号(1970年6月発行)
5巻5号(1970年5月発行)
5巻4号(1970年4月発行)
5巻3号(1970年3月発行)
5巻2号(1970年2月発行)
5巻1号(1970年1月発行)
4巻12号(1969年12月発行)
4巻11号(1969年11月発行)
4巻10号(1969年10月発行)
4巻9号(1969年9月発行)
4巻8号(1969年8月発行)
シンポジウム 腰部椎間板症
4巻7号(1969年7月発行)
4巻6号(1969年6月発行)
4巻5号(1969年5月発行)
4巻4号(1969年4月発行)
4巻3号(1969年3月発行)
4巻2号(1969年2月発行)
4巻1号(1969年1月発行)
3巻12号(1968年12月発行)
3巻11号(1968年11月発行)
シンポジウム 股関節形成術
3巻10号(1968年10月発行)
シンポジウム 日本の義肢問題
3巻9号(1968年9月発行)
シンポジウム 内反足
3巻8号(1968年8月発行)
シンポジウム 腕神経叢損傷
3巻7号(1968年7月発行)
3巻6号(1968年6月発行)
3巻5号(1968年5月発行)
シンポジウム 脊髄損傷患者に対する早期脊椎固定術の適応と成績
3巻4号(1968年4月発行)
シンポジウム いわゆる鞭打ち損傷
3巻3号(1968年3月発行)
3巻2号(1968年2月発行)
3巻1号(1968年1月発行)
2巻12号(1967年12月発行)
2巻11号(1967年11月発行)
2巻10号(1967年10月発行)
2巻9号(1967年9月発行)
2巻8号(1967年8月発行)
シンポジウム 脳性麻痺
2巻7号(1967年7月発行)
2巻6号(1967年6月発行)
シンポジウム 腰痛
2巻5号(1967年5月発行)
シンポジウム 骨肉腫の治療および予後
2巻4号(1967年4月発行)
シンポジウム 関節リウマチの治療
2巻3号(1967年3月発行)
シンポジウム 先天性股関節脱臼 私の治療法
2巻2号(1967年2月発行)
シンポジウム 先天性筋性斜頸 私の治療法
2巻1号(1967年1月発行)
シンポジウム 脊髄損傷