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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科55巻5号

2020年05月発行

文献概要

増大号特集 臨床整形超音波学—エコー新時代、到来。 4 マスターへの道〈神経をセメる〉

5 上肢(肘関節—手指)へのアプローチ

著者: 長谷川英雄1 仲西康顕1

所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科

ページ範囲:P.581 - P.586

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POINT

★術中に手指の自動運動を確認しながら機能再建を行うwide-awake surgeryは,近年の手外科領域のトピックスの1つである.

★従来では困難であった腱の緊張度の決定など,確実な術後機能を確認しながら手術を行うことができる利点は大きい.

★選択的に知覚神経のみをブロックするには,上腕および前腕の細かい皮神経の描出する技能と,よりきめ細やかなブロック技術が必要である.

*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年12月末まで)。

参考文献

1) 森谷浩治,吉津孝衛.Wide Awake surgeryの運動機能再建外科における活用.整・災外2017;60(2):177-83.
2) 仲西康顕.うまくいく!超音波で探す末梢神経.100%効く四肢伝達のために.東京:メジカルビュー社;2015.
3) 仲西康顕.超音波ガイド下選択的知覚神経ブロックによる前腕での手指機能再建術.整・災外2017;60(2):171-5.
4) 臼井要介,鈴木重也,酒井宏明・他.超音波ガイド下神経ブロックの進歩.Wide Awake Hand Surgeryの麻酔.日臨麻会誌2018;38(1):123-8.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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