文献詳細
文献概要
臨床経験
院内CT,MRI画像診断システムの限界—転移性脊椎腫瘍に関して
著者: 田中誠人1 重松英樹1 宮坂俊輝2 城戸顕3 川崎佐智子1 須賀佑磨1 山本雄介1 田中康仁1
所属機関: 1奈良県立医科大学整形外科 2奈良県立医科大学放射線・核医学科 3奈良県立医科大学リハビリテーション科
ページ範囲:P.955 - P.959
文献購入ページに移動目的:本システムの導入により,脊椎転移患者の早期発見,治療介入が可能となったかを検討することである.
対象と方法:過去2年間の本システムによる指摘症例を後ろ向きに調査し,検討した
結果:本システムにより,普段キャンサーボード(Cancer Board:CB)に参加していない原発診療科の症例が検討できていた.しかし,比較的末期の症例を指摘していることが明らかとなった.
まとめ:原発診療科へ,早期にCBへ症例提示することの有用性について啓蒙していく必要があると考えた.
参考文献
掲載誌情報