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雑誌目次

雑誌文献

臨床整形外科55巻9号

2020年09月発行

雑誌目次

特集 インプラント周囲骨折の治療戦略—THA・TKA・骨折後のプレート・髄内釘

緒言 フリーアクセス

著者: 高平尚伸

ページ範囲:P.990 - P.990

 これまでのインプラント周囲骨折に関する特集については,例えばTHAの大腿骨側のステム周囲骨折に焦点が絞られ,Vancouver分類などのtype別にまとめられることがほとんどでした.すなわち,骨折の部位とその程度により分類され述べられていました.もちろん,その分類はステム周囲骨折の適切な治療選択につながっています.しかし,そもそもわが国は2007年から超高齢社会に突入しております.今後ますます増加するであろう本骨折を網羅的にみて,これまで取り扱われなかったが誰もが疑問に思っている臨床現場での課題について,今回は新たに切り口を変えて取り上げてみました.そして,その解決に向けた最新の臨床研究から,これが知りたいという情報を,読者の皆様へ特集としてお届けしたいと考えました.

 具体的には,まずは総論として骨粗鬆症に着目し,インプラント周囲骨折に対する骨粗鬆症管理の現状について産業医科大学の塚本学先生,インプラント周囲の非定型大腿骨骨折および類似骨折について東千葉メディカルセンターの中嶋隆行先生に,さらに各論としてTHAに関しては骨盤側の周囲骨折について東京慈恵会医科大学の川口泰彦先生,大腿骨セメントレスステム周囲骨折の骨折パターンについて済生会松阪総合病院の友田良太先生,大腿骨ステムコンセプトの違いによるセメントステム周囲骨折について山形済生病院の佐々木幹先生,治療選択とADL評価について岡山済生会総合病院の大川裕輝先生,occult fractureについて昭和大学の吉川泰司先生,TKAに関しては周囲骨折の骨接合と再置換について亀田第一病院の渡邉信先生,RAとOA患者におけるTKA周囲骨折について山形県立新庄病院の岡田宗一郎先生,外傷に関して大腿骨インプラント周囲骨折について北里大学の松浦晃正先生,TSAに関して周囲骨折について浜松医療センターの船橋洋人先生にお願いいたしました.なお,手術テクニックについては2つのコラムで取り上げました.

【総論】インプラント周囲骨折における骨粗鬆症管理の現状と課題

著者: 塚本学 ,   森俊陽 ,   栗之丸直朗 ,   酒井昭典

ページ範囲:P.991 - P.996

 高齢者で高い有病率を示す変形性関節症を治療対象とする人工関節手術において,骨粗鬆症の合併は決して稀なことではない.わが国では現在も高齢化が進行しており,人工関節症例に対して適切な骨粗鬆症管理を施さなければ,インプラント周囲骨折が今後増加の一途を辿ることは避けられない.骨折予防に向けた取り組みの一環として,われわれはインプラント周囲骨折患者における骨粗鬆症管理の実態を調査した.本稿では,インプラント周囲骨折増加の社会的背景を述べた後,われわれの実態調査に基づいた今後の課題について論じる.

【総論】インプラント周囲の非定型大腿骨骨折および類似した骨折の診断と治療

著者: 中嶋隆行

ページ範囲:P.997 - P.1002

 インプラント周囲骨折のうち,治療に難渋する横・斜骨折と非定型大腿骨骨折(atypical femoral fracture:AFF)の関連が注目されている.Vancouver type B1,AO分類32A2,A3(斜骨折,横骨折)の9骨折に関してAFFの診断項目,大腿骨の外弯,骨癒合期間,偽関節の発生に関して検討した.全例AFFの診断基準を満たし,ビスフォスフォネート製剤,大腿骨外弯の影響も示唆された.治療はプレートによる骨接合術を選択する場合,外側ロッキングプレート単独でgapを残した場合には遷延癒合となる可能性が高いため,骨片間圧迫をかけたうえでの前方と側方へのdouble platingが有用であると考えられた.

【THA】THA後の骨盤側のインプラント周囲骨折の問題点と注意点

著者: 川口泰彦 ,   大谷卓也 ,   藤井英紀 ,   羽山哲生 ,   阿部敏臣 ,   髙橋基 ,   天神彩乃 ,   米本圭吾 ,   小嶋孝昭 ,   坂本卓也 ,   斎藤充

ページ範囲:P.1003 - P.1008

 人工股関節置換術後の骨盤側のインプラント周囲骨折は,大腿骨側と比較するとまれではあるが,その診断と治療に関しては注意が必要である.転位のほとんどない例には保存療法が可能であるが,転位の大きな例,骨盤輪の破綻を伴う例,もともとインプラントのゆるみを生じていた例などには,骨接合術や人工股関節再置換術を要する.骨粗鬆症をベースとする脆弱性骨折が関連している場合があり,術後には骨粗鬆症の積極的な治療が必要と考える.

【THA】大腿骨セメントレスステム周囲骨折における骨折パターンとステムデザイン

著者: 友田良太 ,   森本政司 ,   竹上謙次 ,   川喜田英司 ,   山部陽平 ,   内山照也

ページ範囲:P.1009 - P.1013

 大腿骨ステム周囲骨折の治療方針決定のため,Vancouver分類は広く用いられているが,ステムのゆるみの診断はしばしば困難である.Baba分類はインプラントデザインと骨折部位との関係に注目しており,セメントレスステムの安定性の評価に有用である.また,セメントレスステム周囲骨折の骨折型とステムデザインとの関係はあまり知られていない.当科で経験した近位髄腔占拠型ストレートステムが挿入されていたステム周囲骨折の特徴を調査した.ステムデザインを理解することがステムのゆるみの診断の一助となる可能性がある.

【THA】大腿骨ステムコンセプトの違いによるセメントステム周囲骨折の頻度と治療

著者: 佐々木幹 ,   門馬亮介 ,   高窪祐弥 ,   伊藤重治 ,   大木弘治 ,   石井政次 ,   高木理彰

ページ範囲:P.1015 - P.1020

 セメントステムはセメントレスステムに比して,インプラント周囲骨折が少ないとされるが,同じセメントステムでもtaper polished型ステムはcomposite beam型ステムより骨折リスクが高いので,インプラント選択の際には年齢や骨脆弱性も考慮に入れる必要がある.一方,インプラント周囲骨折の治療に際してはVancouver分類B1を含むBの症例に対する骨接合術の成績は不良だった.特にtaper polished型ステムはコンセプト上ステムがセメントに固定されていないためと推測される.Vancouver分類Bに相当するセメントステムのインプラント周囲骨折に対しては再置換を第一選択として術前計画を立てたほうがよい.

【THA】大腿骨ステム周囲骨折の治療選択とADL評価

著者: 大川裕輝 ,   川上幸雄

ページ範囲:P.1021 - P.1024

 大腿骨ステム周囲骨折に対する手術は侵襲が大きくなりがちであり,骨癒合に長期間を要することから臥床期間が長くなり,術後に移動能力の低下を認める症例が多くみられる.ステム周囲骨折の治療選択は主にステムのゆるみがあるかどうかで区別されるが,ステムのゆるみがない骨折型でも症例に応じてステム再置換の適応を拡大し,術後免荷期間を短縮することでADLの維持につながる可能性があり,患者背景を考慮した術式選択が重要であると考える.

【THA】大腿骨ステム周囲のoccult fractureの診断と治療

著者: 吉川泰司 ,   田中潤 ,   西正智 ,   栃尾秀典 ,   朝倉智也 ,   土師野良真 ,   長谷川碩

ページ範囲:P.1025 - P.1030

 初回および再置換の人工股関節全置換術(total hip arthroplasty:THA)248例276股の術後大腿骨のステム周囲の不顕性骨折(occult fracture)を調査し,有病率と骨折の傾向から本骨折の診断と治療について検討した.初回THAでは8股(3%),再置換(THA)では1股(11%)に骨折を認めた.術中の骨折の確認は困難なため,術後早期にCTを施行するべきである.ステムの種類や術前の骨質,髄腔形状により骨折の頻度は変化し,骨折の部位や長さによって経過も変化すると考えられ,今後も調査検討が必要である.

【コラム】大腿骨ステム周囲骨折の骨接合のテクニック

著者: 今釜崇 ,   坂井孝司

ページ範囲:P.1031 - P.1036

 大腿骨ステム周囲骨折は,大腿骨内にステムが挿入されていることで骨接合術の方法を個々の症例に応じて変える必要があり,最も治療の難しい骨折の1つである.骨接合術においてVancouver分類とAO/OTA分類の骨折形態を把握することは治療方針を立てる上で有用であり,それぞれの骨折形態に合った固定方法について習熟することが必要である.今回,大腿骨ステム周囲骨折に対する骨接合術について基本的な考え方と手術手技について述べ,そのピットフォールについて解説する.

【コラム】インプラント周囲骨折における大腿骨ステム再置換術のテクニック

著者: 内山勝文 ,   福島健介 ,   森谷光俊 ,   小山智久 ,   大橋慶久 ,   高平尚伸 ,   髙相晶士

ページ範囲:P.1037 - P.1046

 人工股関節置換術(THA)および人工骨頭置換術(FHP)術後のステム周囲骨折は比較的まれな外傷ではあるが,通常の大腿骨骨折と異なり,既にステムが髄腔内に存在するため,治療方針の決定は慎重に行う必要がある.画像と手術中の所見からステムのゆるみを認めれば,再置換術を行う.その場合,ステムは既にゆるんでいるため抜去は容易だが,骨欠損の評価を行い欠損部の再建を行う.術後早期のステム周囲骨折には,ステムデザインや手術手技が関与している可能性があり,骨質に応じたステムの選択が重要である.

【TKA】TKA周囲骨折の骨接合と再置換—早期離床を目指した治療戦略

著者: 渡邉信

ページ範囲:P.1047 - P.1053

 人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty:TKA)後の人工関節周辺骨折は比較的稀な合併症ではあるが,増加傾向にある.多くが高齢者であるため,骨量および骨質の低下があり,骨接合を難しくし,インプラントが弛んでいる症例には再置換術を施行する技術が必要となり,治療に難渋する症例が少なくない.もともと,日常生活自立度が高くない症例に対して,非荷重期間を設けてしまってはさらなる活動性の低下を招く結果となってしまう.早期荷重,早期離床を目標としたTKA周囲骨折の治療戦略について自験例を通して具体的に述べていきたい.

【TKA】RA患者におけるTKA周囲骨折—OA患者との比較

著者: 岡田宗一郎 ,   針生光博 ,   鈴木朱美 ,   高木理彰 ,   高窪祐弥

ページ範囲:P.1055 - P.1064

 関節リウマチ(RA)患者の人工膝関節全置換術(TKA)周囲骨折は,RA疾患特有の問題のため,その治療には困難を伴うことが多い.自験例の検討では,RAのTKA周囲骨折の頻度は変形性関節症(OA)よりも高かった(1.8%対0.5%).治療法は,OA患者に比べ保存療法と再置換術が多い傾向があり,周術期の合併症も多かった(感染18.2%対0%,再手術9.1%対3.3%).RA患者では,多関節障害による上下肢機能障害や受傷前からの歩行能低下,TKA周囲を含む全身の骨粗鬆症,易感染性,心肺機能障害,サルコペニアなど,局所だけでなく全身的な併発症にも対応した周術期管理と治療計画が必要と考えられた.

【外傷】外傷後の大腿骨インプラント周囲骨折に対する治療

著者: 松浦晃正 ,   河村直 ,   峰原宏昌

ページ範囲:P.1065 - P.1070

 大腿骨骨折術後に生じたインプラント周囲骨折は先行手術のインプラントの存在による手術法選択の制約や骨脆弱性により,術後早期リハビリテーション・ADL再獲得を可能にする強固な内固定が困難であることが少なくない.手術法を選択する上で,骨折部位,先行インプラント,初回骨折部の骨癒合が得られているか否かを考慮する必要がある.二次骨折を予防するためには転倒防止のためのリハビリテーションと骨粗鬆症治療が重要で,これを遂行するためには多職種によるチームアプローチが必要である.

【TSA】人工肩関節置換術(TSA)周囲骨折の診断と治療

著者: 船橋洋人 ,   甲山篤 ,   小林祥 ,   岩瀬敏樹

ページ範囲:P.1071 - P.1074

 Total shoulder arthroplasty(TSA)ステム周囲骨折の手術治療を行った1例を経験したため具体的な術式を含め報告した.78歳女性.転倒で左上肢を受傷した.右リバース型人工肩関節置換術(reverse shoulder arthroplasty:RSA)の上腕骨のステム下骨折を認めた.プレート固定に加えて柱状同種骨移植(strut allograft)を併用した2面での固定を施行した.3カ月で肩関節の機能はほぼ術前まで回復し,術後1年で完全な癒合を得た.Strut allograftの併用は生物学的に骨癒合に有利なだけでなく,骨折部以遠の上肢の重量が回旋力として骨折部にかかることを考慮すると構造的にも有利と考えられる.

連載 やりなおし! 医療制度 基本のき・9

ロコモフレイル

著者: 藤野圭司

ページ範囲:P.1076 - P.1077

 2007年日本整形外科学会から提唱されたロコモティブシンドローム(ロコモ)はその後,関連団体の精力的な普及活動により国民認知度が2018年には48.1%まで増加した.しかし2019年には44.8%と減少し目標の80%にはいまだ遠く及ばない.そんな中,2014年に日本老年医学会よりフレイルという概念が新たに登場した.

 どちらも放置すれば要介護となる危険性の高い者を早期に発見し,適切な介入を行うことにより要介護状態となることを少しでも遅らせ健康寿命を延伸することが目的である.ロコモは運動機能,特に健康寿命にとって最も重要である移動能力に着目した概念であり,対象者は小児期から高齢者まで全世代にわたる.それに対しフレイルは65歳以上の高齢者の身体,精神,社会的要因を含む大きな概念である.しかし身体的フレイルはロコモと共通点が多く,ロコモ該当者が高齢になれば身体的フレイルの状態ともいえる.またロコモによる身体的な衰え,移動能力の低下は社会生活に支障をきたし,精神的衰えを加速し,放置すればフレイルにいたる危険性が高い.それぞれに詳しい判定基準があるが今回は紙面の都合で割愛する.

いまさら聞けない英語論文の書き方・25

無料で楽しいPodcastのすすめ

著者: 堀内圭輔 ,   千葉一裕

ページ範囲:P.1078 - P.1082

 Podcastは,音声や動画をインターネット上で配信する方法の1つです.近年は,Podcastで提供される番組の質・量ともに大変充実しており,娯楽やニュース配信だけでなく,語学教育にも活用されています.しかも,その多くは無料で提供されます.これを利用しない手はありません.今回は,英語論文執筆の技術向上にも有用と考えられるPodcastをご紹介します.筆者の私見・偏見・好みが全面的に出てしまっているかも知れませんが,お付き合いください.

手術手技

不安定型骨盤輪骨折に対して術中コンピューター支援装置を用いたSpino-Pelvic Fixationの治療経験

著者: 檜山明彦 ,   鵜養拓 ,   渡辺雅彦

ページ範囲:P.1083 - P.1088

目的:不安定型骨盤輪骨折(AO分類 type C)に対し術中コンピューター支援装置を用いたpercutaneous spino-pelvic fixation(PSPF)について調査した.

対象と方法:不安定型骨盤輪骨折に対してPSPFを施行した5例について,手術時間,平均出血量,入院日数,退院時のADLを評価した.

結果:平均手術時間は99分,平均出血量は62mLであった.術後合併症はなく,平均入院期間は42日で全員転院となった.退院時のADLは車椅子が3例(全介助3例),杖歩行が1例(部分介助1例),歩行自立(フリーハンド)が1例であった.

まとめ:術中コンピューター支援装置を用いたPSPFは,不安定型骨盤輪骨折に対する新たな低侵襲手術と思われる.

臨床経験

変形性膝関節症患者における内側上膝動脈の血流速度測定の有用性

著者: 岩崎翼 ,   川端聡 ,   金子貴俊 ,   川島雄太

ページ範囲:P.1089 - P.1093

背景:われわれは膝関節における局所炎症を評価する方法として,超音波検査装置を用いた内側上膝動脈の血流速度を計測している.本研究では,MRIとの比較からその妥当性を検討した.

対象と方法:変形性膝関節症患者15名に対し,血流速度・MRIによる関節水腫量・WORMS score(whole organ magnetic resonance imaging score)をカルテより抽出した.血流速度と関節水腫量の関係性とそのcut-off値を算出した.

結果:血流速度と関節水腫量には,r=0.73と高い相関を認め,水腫の有無における基準値は14.2cm/sであった.

まとめ:内側上膝動脈の血流速度は,膝関節水腫と関連性を認め,局所炎症を反映しうる.

書評

AO法骨折治療[英語版Web付録付]第3版 フリーアクセス

著者: 帖佐悦男

ページ範囲:P.1094 - P.1094

 骨折は,小児から高齢者まで全ての年代にわたる疾患で,整形外科医や外傷学を志す医師にとって最初に遭遇する分野であり,また最も奥行きの深い分野の一つです.超高齢社会を迎え,脆弱性骨折をはじめ骨折治療のニーズはますます高まり,さらに子どもの運動器の健康が損なわれ,以前は経験することがなかった骨折に遭遇することもあります.

INFORMATION

第6回セメントカップ研究会 フリーアクセス

ページ範囲:P.1024 - P.1024

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目次 フリーアクセス

ページ範囲:P. - P.

欧文目次 フリーアクセス

ページ範囲:P.989 - P.989

次号予告 フリーアクセス

ページ範囲:P.1095 - P.1095

あとがき フリーアクセス

著者: 仁木久照

ページ範囲:P.1098 - P.1098

 新型コロナウイルスの感染予防対策として,4月17日から「アベノマスク(布マスク2枚)」の配布が始まりました.不良品配布に始まり,政府のマスク対策は真夏も終わろうとしている今も迷走しています.他に有効な税金の使い道はいくらでもありそうですが,残念でなりません.

 マスクといえば,最近日本人とマスクについて語られる機会が増えました.「どうして日本人はマスクをするのか?」日本が率先してマスクを受け入れた理由は,他人に迷惑をかける人に対して厳しい社会/顔隠し/学校の給食当番/花粉症対策/歯の治療中/口臭がばれないように,など様々です.他に日本人独特の理由を探してみました.外国人はマスクをすると相手の表情がわからないから不安なのだそうです.エレベーターに乗ると,外国ではお互いが会釈したり微笑んだり会話したりします.それは礼儀正しいのではなく,狭い空間にいる相手がまともな人間か,危険がないか確かめたいからだといいます.日本人はお互いを無視して,エレベーターの動く数字をじっと見ます.相手は「社会」に生きている人で,自分とは関係がないから挨拶する必要を感じない.「社会」に生きる知らない人とのコミュニケーションが日本人は苦手なので,マスクをすることでシャットダウンできる利点を感じているかもしれません.

基本情報

臨床整形外科

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1286

印刷版ISSN 0557-0433

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