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オリンピック騒動に思う
著者: 谷口昇1
所属機関: 1鹿児島大学大学院医歯学総合研究科整形外科学
ページ範囲:P.1215 - P.1215
文献購入ページに移動オリンピックを開催することで潤う人たちは必ずいるはずであり,政府に働きかけて強力に開催を推進しているに違いない.政府は,次の選挙で全面的な協力を得られることと,一部恩恵に預かることを見返りに,彼らに対して忖度した施策を行っても不思議ではない.いわゆる「大人の事情」ということになろうが,それらは国民全体の利益とはかけ離れた次元の話である.そして,最終的にその皺寄せが及ぶのは政府に忠直な国民ということになる.
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