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手術手技
経皮的椎弓根スクリュー抜釘時の注射シリンジの応用
著者: 木村竜太12 小林孝1 菊池一馬1 木下隼人1 宮腰尚久2 島田洋一2
所属機関: 1秋田厚生医療センター整形外科 2秋田大学大学院医学系研究科整形外科学講座
ページ範囲:P.1373 - P.1375
文献購入ページに移動対象と方法:経皮的椎弓根スクリュー術後の抜釘4例である.シリンジメーカー4社,インプラントメーカー12社にサイズの問い合わせを行い,回答が得られなかった場合,自己計測を行った.
結果:全例抜釘が可能であり,有害事象は認めなかった.シリンジ内径は5mLが平均13.0mm,10mLが平均15.7mmだった.スクリューヘッド径は平均12.3mmだった.
まとめ:PPS抜釘に5mLおよび10mLシリンジをスリーブとして用いることで,前回の皮切内で抜釘が可能である.
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