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EBMの物足りなさ—EBMからNBMへ
著者: 斎藤充1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学整形外科学講座
ページ範囲:P.1411 - P.1411
文献購入ページに移動Shojaniaはシステマティックレビューの結論は,その後2年で20%が覆されることを報告している.臨床研究による知見(エビデンス)は常に暫定的であるからこそ,ガイドラインは一定の周期で改訂され続ける.私が研修医のころは,手術の際に局所を希釈イソジン洗浄するなど愚かな行いと揶揄された.しかし,今やガイドラインでも,それを推奨するに至っている.先輩はやみくもに新しい取り組みをしたわけではなかったのである.
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