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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科56巻12号

2021年12月発行

文献概要

特集 整形外科手術に活かす! 創傷治療最新ストラテジー

重度四肢外傷に対する治療戦略—長崎大学病院におけるOrthoplastic Team Approach

著者: 宮本俊之1

所属機関: 1長崎大学病院外傷センター

ページ範囲:P.1461 - P.1466

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 重度四肢外傷における治療は受傷直後の蘇生から始まり,確定的デブリドマン,早期の根治治療(骨再建+軟部再建)後に速やかに機能訓練に移行できるシームレスな治療戦略が必要である.その治療戦略を試行錯誤を繰り返しながら進化させている,長崎大学病院におけるorthoplastic team approachを紹介する.

参考文献

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3) Colen DL, Colen LB, Levin SL, et al. Godina's principles in the twenty-first century and the evolution of lower extremity trauma reconstruction. J Reconstr Microsurg 2018;34(8):563-71.
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5) 宮本俊之.多発外傷におけるプライマリケア.MB Orthop 2016;29(8):85-91.
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7) 土田芳彦(編著).重度四肢外傷の標準的治療.東京:南江堂;2017.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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