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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科56巻5号

2021年05月発行

文献概要

増大号特集 整形外科 外来・当直 エマージェンシーマニュアル 外傷編 肩の外傷

上腕骨近位端骨折/[COLUMN]除外診断が大事!—リウマチ性多発筋痛症(PMR)と元気よく誤診され,ステロイド投与開始一歩手前でなんとかなった頚椎化膿性脊椎炎のお話

著者: 田村竜1

所属機関: 1福山市民病院整形外科

ページ範囲:P.458 - P.461

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上腕骨近位端骨折を疑う事前情報

 外傷を契機にした肩関節周囲の疼痛および肩関節の可動制限を認める際に本骨折を疑う.

受傷機転:高齢者症例においては低エネルギー外傷による受傷が大半で,立位からの転倒が最も多い.高齢者症例においては,低エネルギー外傷による受傷が大半で立位からの転倒が最も多い.

 

*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年5月まで)。

参考文献

1) Visser CP, Coene LN, Brand R, et al. Nerve lesions in proximal humeral fractures. J Shoulder Elbow Surg 2001;10(5):421-7.
2) Neer CS 2nd. Four-segment classification of proximal humeral fractures:purpose and reliable use. J Shoulder Elbow Surg 2002;11(4):389-400.
3) 石黒 隆.上腕骨近位端骨折に対する保存的治療.下垂位での早期運動療法について.MB Orthop 2010;23(11):21-9.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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