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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科56巻5号

2021年05月発行

文献概要

増大号特集 整形外科 外来・当直 エマージェンシーマニュアル 外傷編 前腕—手の外傷

腱損傷/[COLUMN]腱の状態は必ず直視し,推測で診断してはならない

著者: 川瀨大央1 鈴木宣瑛1

所属機関: 1長岡赤十字病院整形外科

ページ範囲:P.513 - P.516

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腱損傷を疑う事前情報

 腱損傷には3つの型がある.ナイフなどの鋭利なもの,または電気鋸などの非鋭利なものにより皮膚・皮下組織とともに損傷される「断裂」,変性などで弱化した腱が軽微な外力で断裂する「皮下断裂」,急激・強力な張力により腱が骨付着部で損傷する「裂離」である.本稿では主に断裂について述べる.

参考文献

1) 斎藤英彦,吉津孝衛,牧 裕・他.手外科診療ハンドブック.改訂第2版.東京:南江堂;2014.
2) 安部幸雄.手指屈筋腱・伸筋腱損傷治療マニュアル.MB Orthopaedics 2016;29(1):1-88.
3) 川瀨大央,森谷浩治,牧 裕・他.片側性指神経損傷の指腹部感覚評価の検討.日手会誌2019;35(5):1151-3.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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