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増大号特集 整形外科 外来・当直 エマージェンシーマニュアル 外傷編 小児の外傷
骨端線損傷
著者: 藤本陽1
所属機関: 1静岡県立こども病院整形外科
ページ範囲:P.631 - P.633
文献購入ページに移動骨端線損傷は成長軟骨の障害であり,転位したまま治癒するとその後の成長障害を来すため,初療における骨端線損傷の有無の判断と対処が重要である.時間が経過した本外傷では腫脹が明らかであるが,受傷直後は体表から判別しにくいことも多い.
小児の骨端線損傷のうち,頻度の高い橈骨遠位(約28%),脛骨遠位(9%)1)と,判断に迷うことが多いと予想される上腕骨近位(2%)についても解説をする.
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