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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科56巻5号

2021年05月発行

文献概要

増大号特集 整形外科 外来・当直 エマージェンシーマニュアル 外傷編 重症四肢外傷

開放骨折/[COLUMN]阻血はないけれど損傷血管をみつけたときどうする?/[COLUMN]新しい手技 CLAP療法ってどうなの?

著者: 佐野善智1

所属機関: 1順天堂大学医学部附属浦安病院整形外科・外傷再建センター

ページ範囲:P.636 - P.644

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 開放骨折は重症であるほど初期治療が重要となる.しかし,その部位・重症度は多岐にわたり,一括りで対応をマニュアル化することは困難である.

 そのため,受傷時の状況をみてその患者のゴールが見通せる外傷再建医が一貫して治療に携わることが望ましい.

参考文献

1) 土田芳彦(編著).重度四肢外傷の標準的治療.東京:南江堂;2017.
2) Hoff WS, Bonadies JA, Cachecho R, et al. East practice management guidelines work group. update to practice management guidelines for prophylactic antibiotic use in open fractures. J Trauma 2011;70(3):751-4.
3) Bhattacharyya T, Mehta P, Smith M, et al. Routine use of wound vacuum-assisted closure does not allow coverage delay for open tibia fractures. Plast Reconstr Surg 2008;121(4):1263-6.
4) 山裏耕平,工藤健史,圓尾明弘・他.骨髄点滴からの予防的高濃度抗菌薬投与による開放骨折の治療.骨折2017;39:915-9.
5) 圓尾明弘.整形外科手術部位感染対策マニュアル.Surgical Site Infection(SSI)への対応.Orthopaedics 2018;31(10):121-8.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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