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別冊『呼吸器ジャーナル』COVID-19の病態・診断・治療—現場の知恵とこれからの羅針盤 フリーアクセス
著者: 二木芳人1
所属機関: 1昭和大・臨床感染症学
ページ範囲:P.810 - P.810
われわれは,この感染症とはすでに1年以上の戦いを繰り広げてきたが,当初全く未知のウイルス感染症であった本症も,多くの基礎的研究・臨床的経験が積み重ねられた結果,かなりの情報がすでに得られ,病態の理解も進んだと考えられる.その結果として,かなり効率的な予防や診断・治療が実施可能となっており,ワクチン接種も昨年末から急速に世界に普及し,わが国での実施もまさに目前である.
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