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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科56巻8号

2021年08月発行

文献概要

特集 外来で役立つ 足部・足関節の超音波診療

外来での足部・足関節の超音波ガイド下ハイドロリリース

著者: 平畑佑輔1 笹原潤2

所属機関: 1帝京大学スポーツ医科学センター 2帝京大学医学部整形外科学講座

ページ範囲:P.1063 - P.1067

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 外来診療における超音波の有用性が注目を集めている.数ある画像診断ツールの中における超音波の優位性として,簡便かつ低侵襲であること,リアルタイムに動的な観察ができることなどに加え,画像診断にとどまらず,注射のガイドとしても有用なことが挙げられる.この数年,tensegrity機能や局所循環の改善を目的とした超音波ガイド下ハイドロリリースに関心が集まってきている.本稿では,筆者が外来診療で行っている足部・足関節のハイドロリリースについて,実際の症例を提示して紹介する.

参考文献

1) 公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構.世界アンチ・ドーピング規定2021年禁止表国際基準.2021年1月1日発効.https://www.playtruejapan.org/entry_img/2021list_prohibited_en.pdf(2021年6月30日アクセス)
2) 皆川洋至.超音波ガイド下ハイドロリリース2021—Tensegrityと局所循環.第94回日本整形外科学会学術総会,2021.
3) 笹原 潤:足底腱膜障害.臨床スポーツ医学2020;37(2):248-53.
4) Ahn SH, Hwang UJ, Gwak GT, et al. Comparison of the strength and electromyography of the evertor muscles with and without toe flexion in patients with chronic ankle instability. Foot Ankle Int 2020;41(4):479-85.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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