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臨床経験
鎖骨遠位端骨折の治療成績—フックプレートvs.ロッキングプレート
著者: 齋藤亮1 三谷誠1 三谷和慶1 熊谷直利1 片岡武史1 藤林功1 尾﨑琢磨1
所属機関: 1姫路聖マリア病院整形外科
ページ範囲:P.1093 - P.1097
文献購入ページに移動対象:HP群は8例,LP群は17例である.
結果:術後3カ月での可動域(屈曲,外転),JOA scoreにおいてLP群で有意に良好であったが,術後6カ月,12カ月では有意差を認めなかった.
まとめ:両群とも術後成績は良好であったが,術後,抜釘や可動域制限を必要としないLP群の利点は大きく,今後その適応と限界について検討する必要がある.
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