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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科58巻1号

2023年01月発行

文献概要

特集 医師の働き方改革 総チェック 働き方改革の手法

クリニカルパスを活用した業務の効率化と医療の質を担保した働き方改革

著者: 勝尾信一1

所属機関: 1つくし野病院

ページ範囲:P.55 - P.60

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日本にクリニカルパス(以下,パス)が導入されてから20年以上が経過し,年々導入施設は増えてきているが,未だ根強い誤解で導入されていない施設も多い.パスは単なる診療計画表ではなく,患者状態と診療行為の目標,評価・記録を含み,分析して医療の質の改善を図るものである.多職種で話し合ってパスを作成する,患者情報を多職種で共有しながらパスを使用する,使用後に分析して改善策を提案する,というサイクルを回すことで,医療の質を担保しながらも業務の効率化を図るツールとなる.

参考文献

1) 宮崎久義,野村一俊,武藤正樹・他.日本におけるクリティカルパスの普及に関する実態調査報告(第3報).医療マネジメント会誌2019;20(1):45-52.
2) 一般社団法人日本クリニカルパス学会.クリニカルパスの普及・体制の現状と課題—第21回(2021年度)アンケート結果から.日クリニカルパス会誌2022;24(1):70-82.
3) 野村一俊.クリティカルパスと地域医療連携.医療マネジメント会誌2002;2(3):314-9.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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